考えさせられた一言
2013年1月17日( カテゴリー: 本部発 )
年末、懇意の記者さんと10か月ぶりにお会いしました。
プレスリリース前から取材を受けていましたが、私にはまさに「記者」と感じていました。
「失敗したら、糾弾するぞ」なんて言って、励ままれたことも。
県外に異動されて、原発に近い方面で勤務されています。「頭の半分は原発ですよ」と言っていた。
この方は、僕らの播種・苗の様子を見ぬまま、風のように単身赴任で異動されたため、
写真をゆっくり見てもらいました。
途中でポツッと言われたのが、「オイスカは、万が一、東南海地震や何かの災害があっても、
例え自分達では活動が出来なくても、例え海岸林でなくても、
どんな分野でも応用できる仕組みをつくったよね」と。
この人はそう見てくれていたのか。
確かにNPOや公益法人とは、行政サービスの谷間や、
多くのセクターとの繋ぎ、コーディネート、潤滑油、接着剤という
存在意義があると思います。機動力、企画力が持ち味だと思います。
しかし、帰路もずっとリフレインしましたが、まだ自分の力で咀嚼しきれません。
万が一、今の我々の経験を他でも活用することを望まれた場合、
理解しやすいよう準備しておくのも、責務なのかもしれないと思いました。
でも、どう表現していいか今はわからないし、そのゆとりもないのが正直なところです。
大きな宿題を与えられた気がします。