「あの人が頑張っているから自分も頑張ろう」
そういうことって大人、子どもに関わらずありますよね。
私にとってずっと昔から今も、タイの仲間たちはそういう存在です。
多くのことを教わってきた場所です。そこから大事な人たちが来てくれる・・・
小学校の遠足の前日のように、なかなか寝れませんでした。
眠れないなんてことは、あんまりないんですが。
2002年、マングローブ4,000ha再生の現場で、オイスカ静岡県支部の
会員さんたちを受け入れる準備に加わった時のことは、かなり印象的です。
準備とは何か、ホスピタリティーとは何かも教わったのだと思います。
村の人たちと接する姿、村ごとにあるマングローブの育苗場、
見渡す限りの壮大なスケール、目標と計画と技術力を学びました。
もし、オイスカの職員になっていなければ、タイと関わっていなければ、
今のこの名取の仕事を、あの日あの時、直感でひらめくことはなかったでしょう。
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6月7日~9日、オイスカタイ10名受け入れ、あっと言う間の3日間でした。
6月8日、名取駅でのトークセッションは、タイ政府のカヤイさんはじめ、
みんなと会うたびに話してくれることを聞いてもらいたいと初企画しました。
録画するつもりでしたが、ビデオ忘れてしまった・・・三脚は持ったのに。
来日して、可能な限り多くの日本人と接し、覚えていただけるよう準備しました。
日本側の人も多くのことを感じ取ってくださったようで、手ごたえがありました。
2020年の「第1次10ヵ年計画」節目の年、このプロジェクトに関わる
日本の人を、桁違いのスケールの現場にご案内したい・・・
夢のひとつですね。
いま育てているクロマツを、いつかこの手で本数調整するのも夢です。
日タイの仲間と。
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6月3日、宮城中央森林組合は「施肥」。
植栽後のクロマツにとっては一生に一度。
ぬかるみで残した場所を、「あと3日ぐらいで終えたい」と、追込みをかけていた。
今年は、山砂で柔らかいため、柄の長い鍬で、立って作業できるから、「体はだいぶ楽だ」と。
今まではしゃがんで立ってで、スクワット1日600回のようなものだったから。

マツ1本に50g施肥×70,000本分

マツ1本に50g施肥×70,000本分


釣りの撒き餌のスプーンで。楽そうに見えますが、これでも・・・

釣りの撒き餌のスプーンで。楽そうに見えますが、これでも・・・


私はその現場監督と並行して、ボランティア受け入れ前に植栽地51ha全域を、一日かけてじっくり巡視。(大阪マラソンのトレーニングのつもりで)
来週はオイスカタイ会長一行10名が、わざわざ名取にボランティアに来てくださる。
そして化学総連&積水化学労組100名、京セラ労組20名、凸版印刷労組50名。
彼らは土曜日なので半日でアガリ。
ちょうどいい機会。事務所に戻って、5月24日の宮城テレビ「Oh! バンデス」の上映会。
一瞬の「爆笑必至」の場面があるので、彼らと一緒に見たかった。
今回は裏方特集的。再生の会、森林組合ともに、らしさが際立つ。
期待通りの爆笑。携帯に録画してくれたので、今日は来てない当人以外にも見せるはず。
「わざとじゃあんなに面白いことはできないよな」。一生懸命やってたからだろう。
上映会① 爆笑場面の前

上映会① 爆笑場面の前


上映会② 爆笑場面の瞬間

上映会② 爆笑場面の瞬間


過去の映像もあった。
「懐かしい~」「あの頃はホントに右も左もわからなかった」
「いま、ホントに大きく育ってますよね」
植樹祭当日の場面。
「植えるのが上手かったよな」「説明よく聞いてくれた」「何も問題なかった」
「俺達も楽しかったよな」「いい人が多かった」
「北高の校長先生の挨拶、カッコよかった」
こうやって映像を見ながらだと、正面から聞かなくても自然に話してくれる。
で、もう一度浅野さん登場。
「しゃべり、いいっすね」
「なんであんなに目がきれいなんすか?」
「どんだけ純粋なんすか?」
「前に、思い切り目が合って、マジ、恥ずかしかったっす」
「俺たちのアイドルっす」(社長)
全員結婚してんじゃない?
現場は、大体こういう感じ。自分含め。
でも、裏方もみんなで楽しんで植樹祭ができたことが、あらためてわかりました。

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