こんにちは。
本部・啓発普及部野木です。

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ボランティア作業 参加者への説明の様子


9月の海岸林ボランティアの日に合わせ、約2年半ぶりに現場に行きました。現場に行くこと自体が 久しぶりで、ボランティアの方の受け入れも上手くできるかドキドキでしたが、 なんとか無事に作業を終えることができました。
普段、私が担当している森づくりの現場とは違うことが多い「海岸林再生プロジェクト」の現場で感じた疑問を、プロジェクト担当の吉田や参事の清藤先生(緑化技術担当)に聞いてみました。
 
 
(東京にいる準備の段階で)
Q1 黒系の色の服は蜂が寄ってきやすいと聞きますが、紺色のTシャツでも大丈夫ですか?
A1 蜂などの虫は見たことないよ。 それより熱中症が怖いので水分補給できるものを忘れず用意してきて下さい。
(クロマツを植栽した場所で)
Q2 森づくり活動では必ずヘルメットをかぶっていますが、どうしてここではかぶらないのですか?
A2 作業内容、それから、上から枝が落ちてきそうな木がない周りの環境から不要と判断しています。
Q3 クローバーが繁茂していますが、畑の土壌にクローバーが与える良い影響と同じように
   この植栽地でもよい影響があるのですか?
A3 飛砂・乾燥・高温障害防止につながると考え刈り取りに執着していません。
   また、畑と同じく土を良くする効果もあると思います。
Q4 マツの苗が完全に枯れているのか、これからもう一度再生するのかという判断は
   どのようにすればよいのですか?

A4 その判断は補植をする際、講習を受けたプロの判断に任せています。
   ボランティアの方には、そこまでの判断はお願いしません。                                枯れている場合も、補植すべきか、その場所の水捌けを考え一本一本判断します。
(草刈り作業中に)
Q5 今回刈りきれなかったエリアはどうなるのですか?
A5 2014年半年のボランティア1,200人で15haを3周しました。草の茂りがひどい場所を集中的に。
   その日の作業が残ってしまっても、次回のボランティアがすぐに来てくれます。
   来年度からは、管理面積も30haになり、草はさらに生えてくると予想している ので、
   プロにも下草刈りを行ってもらいます。
(生育調査:モニタリング)
Q6 モニタリングでは主にクロマツの何を調査しますか?
A6 今回、ボランティアの方にも手伝っていただいたのは、幹の太さ、 地面から一番上の葉っぱまで高さ。
   成長している芽の部分から一番上の 葉っぱまでの3項目。
   2ヵ月前の調査からどれくらい成長しているか確認します。
Q7 迷わないように現場まで行くにはどうしたらよいでしょうか?
A7 HPのボランティア募集のページに地図があります。活動内容もよく読んでから来てくださいね。
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ボランティア作業を終えた現場にて


実際に参加してみて感じたこと。
①やはり木陰が一切ない場所なので、作業の時には日焼け止め・帽子は必需品
②道具の片付けを手伝ってくださる方がたくさんいるので、たわし・雑巾がもっとあれば効率よくできると感じたので、バザーなどで探してみます!
③作業の際は、両手があくリュックなどが、肩掛けのバックより断然よい
 
 
今年のボランティア受け入れは残すところ2回となりました。
参加したことがある方もない方も、ぜひご参加ください!

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