おめでたい「まつ」のお話
2013年1月2日( カテゴリー: 本部発 )
本部の林です。あけましておめでとうございます。
お正月なので、縁起物とされている「まつ」のお話です。
お正月のお飾りとしても使われる松ですが、なぜ縁起物とされているのか。
諸説ありますが、まずは常緑であることが挙げられます。
枯れない→不老不死のイメージになるのでしょうか。
また、松の葉は対になっていて、夫婦和合の象徴でもあるそうです。
そして、昔から神様の依代(よりしろ=神様が降りてくる目印のようなもの)とされていて、それでお正月の歳神様が降りてくるようにと松を飾るのですね。神様を「待つ」木なのだそうです。
私がお茶の先生からいただいたお道具には「敷き松葉」が描かれています。
敷き松葉は、庭の苔を霜柱で傷めないよう、冬の間に庭に敷く松葉のこと。
(・・・と教わったように記憶しています)
いただいた時には、こんなに松と関わるとは思ってもみませんでしたが。
松って私たち日本人の生活、文化、風習に深く深く根付いているんだなぁと
そんなことをお正月に思うのも「海岸林再生プロジェクト」に関わるようになったから。
今年もプロジェクトの推進に力を注いでいきます。
皆さんよろしくお願いします。