写真報告「本数調整伐のリレー」
2023年3月22日( カテゴリー: 現場レポート )
吉田です。仙台空港の誘導灯を挟んだ南北で1月から続けていた本数調整伐は、完了目前です。3月末には終わる見通しです。宮城中央森林組合、松島森林総合のプロの手で約15ha、そのうち岩沼市・名取市の市境0.5haはボランティアで、また一部防風柵が不要な場所を名取市海岸林再生の会で整理整頓しました。3月10日に大槻さんとじっくり歩きましたが、31日(金)の午後、再度実査しようと思います。
伐採したクロマツは100%再利用です。10tダンプ70台以上となりますが、大衡町にある宮城県森林組合連合会の処理場であっという間に粉砕処理され、チップや堆肥になります。一部は工業用・家庭用のペレット燃料や、バイオマス発電で使えるかテストされています。
伐採・集積・搬出・処理の一連の流れを写真にまとめてみました。
また今年度もあっという間に終わってしまいましたが、来年度やりたいことがたくさん。先週、今年の野帳を振り返って、現場でやらねばならないことの頭の整理や、小さなことも漏れなく棚卸ししました。先刻、佐々木統括と電話で少し来年度のことを作戦会議、情報交換しました。
今年は暖冬。サクラの開花も早いので、草の出足も早いのかもしれませんね。
「ユンボ」で伐採木を整理して準備
大衡町のウッドリサイクルセンターに着いてからも、最後のリレーがあります!来年はボランティアの皆さんを視察に連れて行きたい。これも「講習会」として。