本数調整伐、順調にすすむ

2023年3月4日( カテゴリー: 現場レポート )

 吉田です。3月2日(金)と翌日朝、宮城中央森林組合のおそらく5人?のチェーンソーマン、運び手、重機運転手を加えると15名ほどが頑張っている音を遠くに聞きながら、短い時間ながら仕上がり具合を見てきました。この日は、3月10日にTV放送(1週間動画が見れます)されるRKB毎日放送(福岡)から依頼された動画撮影がメインだったので、写真は撮れませんでした。

 昨年の本数調整伐は2014年植栽地約10ha、今年は2014・15年植栽地約15ha。1月中旬から続いており、まもなく完了となります。加えて、松島森林総合の手で空港近くの北釜地区自然砂丘上の残存林内の実生の間伐は完了。そしてボランティア約30人で名取・岩沼市境0.5haを本数調整伐し完了。伐採木はチップ、堆肥などに100%再利用です。

 名取市海岸林の南半分の大半で、初めての間伐が進んだことになります。おそらく仙台空港着陸前の左右両側の機窓からは、列状間伐の「筋」がたくさん入ったクロマツ林が見えるでしょう。50年ほどかけて名取市海岸林を間伐を6回し、国のガイドラインによると5,000本/ha⇒400本/haに仕立て上げることになります。新年度になったら、ドローン撮影したいと思います。

 他の仕事が集中したことに加え、コロナにかかり、1月末~2月末に自分も加わるはずだったのが出来ず、今年は個人的には最高レベルの消化不良です。ま、仕方ないですが。今年は後方支援部隊に甘んじます。

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