ため息をつきたくなる時って、皆さんもありますか?
いつも大きな声がうるさいといわれる私にですが、
オイスカ職員になって以来ずっと、毎年4月1日だけはちょっと元気が出ない日。
資金獲得に関する1年の成績がほぼはっきりし、またゼロにリセットされる日。
この先1年の途方もない仕事量を考えると、少し大人しくしていたくなる日なのです。
神田川の桜並木を見ても、何となく上の空。
プロジェクト全体を預かる身ですから。
「寄附収入でも前年を下回らない」と寝ても覚めても、自分に言い聞かせています。
震災前から職員歴20年間、これだけは変わりません。
ですが、全国の数えられないぐらい多くの皆さまのおかげで、何とか前年同様の支援額に
辛うじて到達することができました。上回るか、若干下回るか、最終の正確な金額は、
決算を待たねばなりませんが。
今、全日空機で徳島に向かっています。
「四国は4%経済」と地元の人が嘆くのを聞くこともありますが、
当プロジェクトにとって四国は寄附者が指折り多い地域。
理由はただ一つ。一生懸命プロジェクトを応援し、
支援の輪を広げてくれる人がたくさんいるから。
飛び立つ時のGが体にかかり、活動報告の機会を演出してくれたオイスカ四国支部、
四国電力徳島支店、徳島ロータリークラブなどの皆さまが待っていてくださることを思い、
気持ちが切り替わりました。私たちに機会を作って下さり、本当にありがとうございます。
一歩一歩。必勝を期して。