猛烈な勢いの生長の兆しあり

2016年4月20日( カテゴリー: 現場レポート )

2014年植栽地

2014年植栽地


明日は山形県庁の新人研修45名をお受けします。
その作業内容の最終検討や、助成金報告書作成にあたっての広葉樹約800本の開葉確認のため、
ほぼ終日、植栽・苗出荷チームを離れて単独の動きをしました。
大阪マラソンのトレーニングも常に不足しているので、できるだけ歩いて。
2014年、2年前の植栽地の、「頂芽」(ちょうが)の勢いがスゴイ。
頂芽(マツの一番先端部分)の勢いがすごい

頂芽(マツの一番先端部分)の勢いがすごい


昨日、森林組合の若い衆が「まったく見てない」と言ったので、
「おい、今朝から3回は横を通ったべ!」としずってやりながら、一緒に見に行きました。
ベテランの職人は、取材に来た新聞記者の方に「すごいよ。今年は伸びるぞー。また来てみな」と。
仕事に強い目的意識があるから、1日300本~500本も植え、名取市民でもないのに、
我がこととして言える一言。僕にとっても仕事冥利に尽きる一言を聞けました。
この人工の土壌、場所によっても違います。
クロマツがどう生長するか専門家も「わからない」と言いました。
固相率が高い。土が締まる。「生長が想像以上に低い可能性もある」と。
2015年の植栽地が思った以上に伸びない。
やはり植栽後1年目はかなり厳しいのです。
「溝切り作業」(排水)をせず、滞水にも除草にも対処しないとどうなるか、今日他の場所を調べた。
枯損率が40倍~50倍。という結果が分かりました。
2014年植栽地全域、猛烈な勢いで生長の兆しあり。
遠方から来訪した多くのボランティアの方、無数の寄附者の方に知らせたい。
多くの皆さまのおかげで、「クロマツはこんなに勢いがあります」と。
 猛烈に生長しそうです

猛烈に生長しそうです


九州では気が遠くなるような復興の道のりかもしれません。
その励みにはならないと思うが、ここで頑張るのが我々の責務。

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