来年度のボランティア参加のお問い合わせが続いており、少し長くなって
しまいますが、詳細に報告いたします。
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10月18日(土)8:30~17:00
快晴
71名参加(男女比6:4、リピーターが3分の1)
■7:40
スタッフ第1陣4名、名取事務所・第1育苗場に集合
■8:00
参加者が集い始める。
・各自、自家用車や社用車乗合、美田園駅から徒歩、大型バス等で来訪。
・手狭な名取事務所ですが、男性と女性に分かれて着替え。
・皆さん、ホームページから申し込みます。諸注意・地図記載もあり。
■8:30 
名取事務所前に71名、スタッフ6名集合。スケジュールを簡単に説明
・昨年11月のフィリピン中部台風被害地から視察研修で、行政関係者
など計4名が前日午後から来訪。作業に加わる。

パネルを使って説明

パネルを使って説明


■8:40 
育苗場にて除草
・手は止めず耳だけ貸していただき、プロジェクト立ち上げから
深く関わっている専門家の佐々木勝義氏が「クロマツマメ知識」を。
・前日の雨で土は柔らかく、71人での除草は一気に進む。
育苗場での除草

育苗場での除草


■9:25
10分の休憩後、除草再開。再生の会2名も合流。
・プロジェクト概要などを、作業と並行して説明。
・「車両係」の仙台トヨペット社員さんが、いつものように除草した
雑草を一輪車で回収。
■10:00
除草終了
・抵抗性クロマツと普通クロマツ、コンテナ苗と露地蒔き苗などを説明
・種蒔きから半年、1年半の苗木の大きさの違いを理解。
・現場にはトイレはないので名取事務所で済ます。
■10:30
植栽現場周囲のニセアカシア、葛の除草
ニセアカシアを「根こそぎ」引き抜く

ニセアカシアを「根こそぎ」引き抜く


・大型バスと自家用車などに乗合、育苗場から10分の植栽現場
(空港誘導灯付近)に移動。林野庁に「入林届」を出しているので
無言で大型バスも自家用車も入ることができる。
・ニセアカシアの除伐をボランティアで行うのは初めて。
野ばらと間違えてしまう人が序盤戦は多かった。
・今回の手工具は鋸鎌を選択した。ブツブツでないゴム軍手が望ましい。
・前田建設工業の社員さんは、上手に根を切り「根こそぎ」引き抜いた。
根は浅い。やればできる。今後はこういう指示もしてみよう。
・今回は、来年植栽地周囲の点検も兼ねた。
内陸側は葛、海側はニセアカシアが既に群落化しており、来年夏に
プロとボランティアで集中除伐を要する。数年かけて撲滅を目指す。
■11:50
今年度植栽地南端より北端方面を少々見学し、名取事務所に戻る。
■12:10
昼食(~13:00)
・昼食、飲料は予め各自購入。自動販売機などもない。
・知らない人同士も、隣り合って食事。男性の部屋では昼寝する人も。
女性の部屋ではいつも会話が弾んでいる。2階のオイスカ事務所で
スタッフと食事する人も。

お菓子がまわってきたり。和やかな雰囲気


■13:00
再集合
・唐鍬を、UAゼンセンと三菱UFJニコスがチャーターしてくださった
大型バスに積ませてもらい、再度、植栽現場に分乗して向かう。
■13:15
植栽した苗の根元への「チップ寄せ」
・作業目的は、飛砂・寒風・乾風からの根元保護。11月~5月中旬の
西からの強風「蔵王おろし」対策。
・国は元々あったクロマツをチップ化し、将来の肥料のために再利用。
・最も西側にある国有林部分全長500m、2.91haを70人が横一列に並び、
休憩を除き2時間強。今回は完全終了!すごい。
*一人当たりクロマツ200本分(仕事面積は約400㎡。畳では250畳分)
をお世話したことになります。
・リピーターさんは心得ており、私たちの少ない指示でも、
作業してほしい場所に先行して移動。非常に速いスピードで進む。
初参加の方を無意識のうちにリードしている。
■16:00 
仕事が終わり、晴れて防潮堤の頂に登り、リラックスタイム
今日もよく頑張った

今日もよく頑張った


■16:30
名取事務所で道具洗い、整理整頓、身支度終了後、「終わりの会」CIMG6230
・毎回5・6人から感想を伺う。
「植栽ではないけど、保育をやると、木に愛情がわきますね」(初参加の女性)
こういう感想を、これほど多くの方に持ってもらえるとは
予想外でした。私たちの次の気力がわいてくる瞬間です。
・毎回、募金を呼び掛け、今回は16,656円。ありがとうございました!!
コチラの口座に入金します。(大阪マラソン「海岸林」募金)
http://justgiving.jp/c/10597
■17:00
解散
・コチラからアナウンスしなくても、自然に参加者同士が声を掛け合って、美田園駅などに送迎してもらっています。いい雰囲気です。
・仙台トヨペットと、ニコンの社員さんが、鋸鎌のメンテナンスを真っ暗の倉庫の中で、いつものように手伝ってくださいました。

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