国の「治山工事」が目に見えて進んでおります。 *海でも「治山」といいます。
全体を掴むのに良い資料を東北森林管理局HPにあります。
http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/koho/saigaijoho/h23_higasinihon_daisinsai.html
特に
●「海岸防災林の再生について(宮城県沿岸域現地連絡調整会議H24,11,7開催)
●海岸林等の復旧の考え方 *各地域の方針
この資料が視覚的にもわかりやすいです。
名取市の海岸林は全体138ha。
大まかにいうと、海側より県有林、市有林、国有林の3列になっており、
北部は依然「がれき置場」ですが、南部約70haは10工区に分けて
昨年から随時入札がかけられ、治山工事が始まっております。
そのうち8工区が落札済みです。
ここでの治山工事とは主に、「測量」、「生育基盤造成工」(盛土工。倒伏木処理含む)、
「作業道工」「防風柵工」などから成り、仙台の七北田川以南~福島県境の山元町までの
宮城南部に関しては、被害程度があまりに甚大なことなどから国・県・市有林の違いを問わず、国によって施工されます。
*これを民有地直轄治山事業(通称:民直)という。大災害後に年数件実施されています。
この治山工事の費用は復興交付金が原資です。
「平成24年度から概ね5年で基盤造成を行い、10年以内で植栽を完了する」
というのが大方針です。
参考)盛土工事の状況は東北森林管理局HP「入札情報」
http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/apply/publicsale/index.html
*一般競争入札一覧、契約に関する情報

名取にも盛土が出現しております。
明日以降、レポートします。

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