防潮堤
2013年3月13日( カテゴリー: 現場レポート )
←これは、名取市北釜地区の海岸で進められている防潮堤の工事の様子です。今年の3月11日に撮影した写真です。
↓こちらは昨年の3月11日に同じ場所で撮影したもの。1年前はトン袋と呼ばれる文字通り1トンほどの砂などが詰められた袋が積み上げられていたのですが、今はコンクリートブロックが敷き詰められていました。
下の写真は2年前の津波で崩壊した防潮堤の様子です。
写っているのは海側ではなく、内陸側。
(海岸林のクロマツが赤茶色に枯れているのがわかります)
この崩壊は、海からの波ではなく、その波が戻る
「引き波」で剥がさてしまったことによるものでした。
現在行われている工事には、がれきが活用されています。
また、引き波でコンクリートブロックが剥がされないような施工をしたりと2年前の津波での教訓を活かした工事が行われています。