うれしかったこと
2013年3月12日( カテゴリー: 本部発 )
本部・広報室の林です。
昨日、東日本大震災から2年目を迎えました。
昨年に引き続き、経済同友会の皆さんがプロジェクトの視察をされました。
仙台市内から名取の現場に移動するバスの中、林野庁や宮城県の方に
それぞれ、下記のテーマでレクチャーをしていただきました。
「海岸防災林の復旧・再生の進捗状況等について」
「東日本大震災における海岸防災林の被害状況と復旧計画について」
宮城県の方が冒頭、こんなことを話してくださいました。
「宮城県が再生しなければならない海岸林は1000haです。
その10分の1にあたる100haの植林をオイスカさんが申し出てくれました。
しかも植林にとどまらず、育林作業まで計画されていることに感銘を受けました。
どうぞ皆さん、オイスカさんの計画にご支援をお願いします」
そんなふうに言っていただけてとてもうれしく思いました。
と同時に思ったこと。
「やっぱり私たちの役割は、調整役なんだなぁ」ということ。
さまざまなステークホルダーの力を最大限に引き出して、一つの目的の達成に向かい、
それぞれが提供したものを活かしてプロジェクトを運営する調整役。
昔からオイスカは
「お金のある人はお金を 知恵のある人は知恵を 力のある人は力を」
と協力を呼び掛けて活動してきました。
「海岸林再生プロジェクト」もまさしくいろいろな人が提供してくれる
お金や知恵や力で動いています。
それらを最大限に活せるようがんばろうと、気持ちを引き締めた今年の3.11でした。