本部 海外事業部の林です。
昨日の続き。私のひとりごとのようなブログとなります。

今日紹介するのはこの人。来月からウズベキスタンに行くH氏。彼は、私が高校を卒業して入ったオイスカの専門学校で出会った同期です。もう34年の長いおつきあいになる貴重なお仲間です。

昨日もお伝えした通り、ウズベキスタンのアラル海で進めている沙漠緑化プロジェクトはオイスカにとっても大きなチャレンジで、私が担当になってからはもっともっと力を入れていきたいとずっと思ってきました。これまでは、専門家を年に2~3回現地に派遣し、普段はオイスカの訪日研修生OBたちを中心に活動を進めてきました。でも、もっと確実に緑化を拡大していきたいと考え、駐在員を派遣しようと決意。

緑化プロジェクト推進、発展のためには、行政関係者との調整や現地の人材育成も必要です。それだけではなく、現地のカウンターパートであるカラカルパクスタン農業大学からは学生への指導といった面でもオイスカへの期待が寄せられています。オイスカで海外の駐在経験があって、農業指導ができて、人材育成の経験もある人は……もう、H氏しかいませんでした。ご家族もいらっしゃる中、単身でのウズベキスタン行きを決断してくれたH氏、ご家族の皆さんには感謝しかありません。

沙漠での植林。元々は湖の湖底だったところです

今回は「海岸林再生プロジェクト」を一緒に訪問し、プロジェクトがどのように動いているのかをじっくり見てもらうことにしました。行政との関係、ボランティアの受け入れ、支援してくださる皆さんとのコミュニケーション、乾燥地での造林技術などなど伝えたいことは盛りだくさん。視察をしながら、ボランティア活動を体験しながら、サイクルスポーツセンターの屋上からプロジェクトの全体を見渡しながら、いろいろお話をしました。

そして、もう一人の同期(こちらはオイスカに就職した時の同期ですが)の吉田の話になった時、H氏が言ったのです。

「自分には吉田さんみたいな熱い情熱はない。マッチ棒1本に火がつく程度」と。

それで充分!!
……というか、ウズベキスタンのプロジェクトを確実に前に進めるためには、吉田みたいな暑苦しいキャラクターはいりません。東日本大震災の混乱の中、ガ===========っと猪突猛進の勢いでプロジェクトを立ち上げるのにはマッチ棒では足りませんから、確かにここには吉田が必要でした。

でも海外の現場、しかも「おしん」(NHKの連続テレビ小説のおしんです)が大好きだという国民性のウズベキスタンには、口数は少なく、コツコツ地道に体を動かしながら、現地の人たちの信頼を積み上げて、必要なところにそっと火を灯していくH氏のような人が必要なのです! 

本当は9月半ばに派遣するという予定でしたが、来月後半に延期となり、H氏から「やっぱり行かない!」と言われるのではないかとびくびくしながら過ごしていたのですが、たくさんのボランティアさんの前で「ウズベキスタンに派遣する」と紹介もしたし、もう「行かない」とは言い出せない状況のはず。H氏からは「外堀を埋められている気がする」と言われました……はい、その通りです。

オイスカの学校で学んだ同期と、今もこうして一緒にオイスカで活動できるのは幸せなことだなぁと思っています。

明日はサイクルスポーツセンターの屋上でH氏が見つけたあるものをご紹介します。

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