クズ&アシと闘う 豊田推協
2023年7月4日( カテゴリー: 現場レポート )
6月26日、27日の2日間、愛知県からオイスカ豊田推進協議会の皆さんがボランティアに来てくださいました。
コロナ禍で活動できなかった時期もありますが、恒例の活動とあって、リピーターさんも多く、皆さんクロマツの成長に驚いていました。
26日はもちろんクズ刈り。前々日のボランティアの日の活動時に刈り残したものは、マツの上のほうにまで伸びているクズの葉っぱを見ればわかります。刈ってあるものは葉っぱがしおれていますが、まだ根がついているものは、葉っぱが元気に青々としています。そこを狙ってクズを刈り取ります。
自宅の畑でも普段から作業をしているという男性は、防風柵の中に入り刈り取っていきます。柵の外に根が伸びているケースもあるので、外側の女性とペアで声を掛け合いながら刈り残しのないよう丁寧に作業をしてくださいました。
クズをやっつけた後は、アシに覆われた植栽地へ移動。よく見ないとマツの苗がわからない状態。
しゃがんで作業をしている人の姿もアシに埋もれて見えなくなってしまうような場所。クロマツも苦しい思いをしていたことでしょう。
見事なツボ刈り(苗の周辺の草だけを刈る)でクロマツの姿も見えるようになりました。
翌日もアシ刈り。5月にタイから来た皆さんが補植をした場所。やはりここも水はけが問題で、アシが繁茂してしまうのです。
毎年来ていただいても「やる作業がない!」という状態はありません。いつもクズやアシとの格闘になりますが、これからも毎年応援に来てください!
どうもありがとうございました。