SOMPO環境財団インターン生(宮城大学4年)の和泉です。
 これからのボランティアの作戦立てと各種準備のため、午後から名取へ。本日は吉田さん、大槻さん、野本ご夫妻に私を加えた総勢5人での作業となりました。

 タイトルにもある通り、2023年の葛刈りのメインとなる場所は、サイクルスポーツセンター前の道路を挟んで向かい側、本プロジェクトの最北端である閖上地区の2016年植栽地です。

今年のボランティアによる葛との戦いの「主戦場」。名取市海岸林北端2016年植栽地約3.6ha。どれが葛かわかりますか?

 ボランティアについてはこれまで通り、2残1伐の”1伐”の枝払いをしつつ内側の方まで葛を刈り取っていきます。北側の列の数は計28本。それぞれ目印として赤いリボンが結んであります。
 また、東西にはマツ10本間隔でリボンを結びました。ここは刈り取った葛や枝を外に搬出する場所にする予定です。

 上の写真は、防風柵を解体し、ボランティアの進入路をつくる作業。金曜日がお休みの野本さんが奥さんと作業に来てくれました。

 下の写真は、北西の端から閖上2016年植栽地を眺めた図。明日の京セラ労組さんはここから着手します。

 吉田さんの見通しでは、「お盆前までのボランティア約300人は全員ここに来ます。でも終わらないかも・・・」と。

上:サイクルスポーツセンター北側の2018年植栽地

上:4月にUAゼンセンさんがゴミ拾いをしたサイクルスポーツセンター南側のコート付近。ここも後々葛刈りに入る予定です。

 私事ではありますが、実際に現場を回りながら数か月レベルの作業計画を立てたのは今回が初めてだったと思います。特に驚いたことは、単純な効率性だけでなく、ボランティア参加者の安全性、作業内容の理解のしやすさ、海風が海岸林に与える影響など、様々な要素を勘案して計画を立てていることです。海岸林を管理する立場の視点を学ぶ非常に良い経験になりました。

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