救急車対応 ~改めて緊急対応・危険予知を~

2016年6月11日( カテゴリー: 現場レポート )

植樹祭の日、当プロジェクトとしては初めての救急車対応がありました。
林業会社勤務前に、救急救命の講習を受けてから入社し、社員になってからも1度
上級講習を受け、雨の日は半日出勤扱いにして、実践バージョンの安全衛生講習を
する会社でした。「ヒヤリハット」をお互いに言い合って経験をシェアし、行政当局から
毎月送られてくる全国の重大事故事例のFAXも、雨の日のたびに全社員で読み合わせし、
状況を想定しました。実際に救急車を呼ぶ事態も何度かあり、一連の経験が役に立ちました。
これから何があるか分かりません。私自身にしても現場に立つ日数から考えれば、
みんなにお世話になる確率がプロジェクトでダントツ1位とも言えます。
今回は植樹祭に参加した地元市民の方。
症状は貧血。最初見た時はもっと深刻な状況と考えました。
結果として、ご本人は無事であり、対応としても上出来だったと思いますが、
今後の改善点も自分の中では明確になりました。
●対応のポイント
・本部への連絡が早かった。市の総務課長さんが本部にすっ飛んで来てくださりました。
・救護班(再生の会の女性事務局)が、真っ先に大きな声で「声掛け」。
・再生の会メンバーが機転を利かせ、タンカ代わりのモノを用意。
・救急隊と合流するまで、打ち合わせ通りの行動が大筋できた。
●主な改善点
・ボランティア受入の日の対応シュミレーションをもっと突き詰める。
・関係者、ボランティアリピーターにそのシュミレーションをシェア。
・名取市消防局とのさらなる連携。海岸林の現場に合わせた実践版救急救命講習会の開催。
いざとなった時、参加者で近くにいた多くの人が棒立ちになっていた印象が
印象に残っています。致し方ないことです。
現場までの救急車到着時間や、搬送先病院の状況などもよく分かりました。
緊急対応と言う点でも、さらに万全の対応を常に準備したいと思います。

こういう場所では救急隊も居場所が分からないので、落ち合う場所を指定し、コチラも迎えに行かねばならない。山での事故も同じ。

こういう場所では救急隊も居場所が分からないので、落ち合う場所を指定し、コチラも迎えに行かねばならない。山での事故も同じ。

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