4月18日に植栽を開始して1週間。
宮城中央森林組合は植栽、名取市海岸林再生の会は苗の出荷、毎日20人体制で約18,000本を植栽しました。
一昨日あたりからペースが上がりました。
今年からは完全に山砂の土壌。
少し工夫をして植栽をお願いしています。
「15cm下が固い」と作業班がよく口にします。
砂が細かいからでしょう。
とにかく渇くのが早い。
ここで津波被害を受けて枯れてもなお第二の生き様を果たしてきたクロマツのチップが今年の植栽地の途中から、底をついた。
せめて、植栽後早々に静砂垣が設置されることを祈っています。
3月は1ヵ月まったく雨が降らない、ひどい乾燥でしたが、「穀雨」前後は、雨に恵まれています。
4月22日も夜中に雨が降り、今週末も降りそうです。
昨年までのような活着率とはいかないと思いますが、
一同、最善を尽くす毎日です。
この1週間の植栽に、ただ一人、実査に来てくださった方がいました。
前宮城県種苗組合長で、今度、全国山林種苗協同組合連合会の会長を退任する太田清蔵さん。
和歌山の種苗組合員を案内しながら、いつものように突然。
やっぱりプロ中のプロは最後まで見届けてくださる。
見てくれている人は見てくれていると信じよう。