Post2020年に向けて
2015年6月7日( カテゴリー: Post2020年に向けて~海岸林と地域の将来ビジョン形成調査~, 現場レポート )
5月28日、経済同友会の新しい副代表幹事・専務理事の横尾敬介様と、これまですでに10回目??ぐらいの視察をしていただいている岡野常務理事、藤井マネージャーが現場にお見えになるので少し予習をと思い、新しく経済同友会の代表幹事に就任された小林様の就任第一声の講演記録を読みました。 「これまでの延長線上に未来はない。この危機感を皆さんと共有したい」という文章が、今の私には強く印象に残りました。 話は変わりますが、この数ヵ月、佐々木統括や林久美子広報室長と「Post2020年」について、2045年、2050年頃についても会話する習慣ができました。 今年度から、10ヵ年計画終了後について立案すべく、具体的な行動を開始します。これはじっくり時間をかけ、修正を重ねて、5年がかりで作るつもりです。 まずは近々の調査費用を捻出すべく、新たな助成金申請を検討しています。その上で、北海道の襟裳岬や、能代の風の松原、庄内海岸林、九十九里の蓮沼海岸林、唐津市の虹ノ松原など、全国の官民連携好事例をとことん学ぶことから始めます。 人と海岸林との関わりや運営ノウハウが焦点です。*すでにどこも一度は視察済みです。 プロジェクト立ち上げから行動を共にしてくれている合同会社コーズ・アクションの 菅文彦代表とともに作業を行い、国や県、市とも意見交換を開始しました。
また、先日決算理事会で平成26年度決算が承認されましたので、8月上旬に完成する年次報告書などで、海岸林のこれまで4年の決算を公開する準備に入りつつ、10ヵ年計画の試算、Post2020以降の試算を見直したいと思います。 そして来年3月12日(土)午後、「(仮)全国の海岸林を学ぶシンポジウム」を当プロジェクト定期活動報告会として名取市文化会館で開催します。 脳みそが体育会系なので、すぐ勝負ごとに例えてしまうのですが、先手必勝で準備し、将来における「Ultimate Crush(究極の勝利)」を目指してゆきたいと思います。