樹液が上がってきた

2015年3月25日( カテゴリー: 現場レポート )

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水捌けが悪い場所の苗との色の違いが際立つ


3月11日、佐々木統括と二人で事務所にいた時、
「葉っぱの色が変わってきたなあ~」と事務所の窓から育苗場を見て。
「樹液、上がってきたんだよな」と。
私の観察力は、佐々木統括の膝元にも及ばず。
農家の方たちも、気温の上昇を感じて、「ナッパ(小松菜)が伸びる~」と言い始めた。
寒いときは伸びが悪いから、お孫さんの子守を随分してました。
ナッパもクロマツも忙しくなる。
現場に行くと。
窒素不足で一面の「黄緑色」だったはずの、クロマツの色が緑色をおびている。
水捌けが悪く、変わるに変われず、枯死ギリギリを耐えているものが一層際立っているかに見えます。
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なぜか盛土の上でフキノトウが


これから三寒四温で、寒の戻りもあるでしょう。
寒風、乾風も、突風もあるでしょう。
この前のような大雨が降り、水が抜けないこともあります。
去年は3月末にまとまった雨が降りました。
雪もまだ降るはずです。一昨年は4月21日に大雪が降りました。
いよいよ、本当の厳しい季節、到来。
樹液が上がってきたからこその。
がんばれ。俺たちの松。

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