3月9日(月)夜半から未明にかけてに、名取では90㎜近いの大雨が降りました。
オイスカ西日本研修センター(福岡市早良区)からの海外農業研修生13名には長靴をもってきてもらいました。
乾燥続きも困るので、雨は歓迎と言えば歓迎ですが。
大雨の後の数日は車で植栽現場に入るのはちょっと…
作業道は川とか、堀のようになります。
排水溝や盛土も崩れる場所もでてきます。
それでも、週末には150人がここに来るので、水が引くのを見計らって下見にいきました。
仙台空港北側は海のよう。
地盤沈下で海抜0mになっています。
排水ポンプが稼働していないと役所に急行しようとしている農家もいました。
それでも海岸林背後の農地は復旧したばかりで冠水していませんからビニールハウス新設工事は続いています。
11日には名取市の行政区長の代表3名と総務課の方が視察に来ましたが、内陸に住む人は驚くのは無理もありません。
最大瞬間風速25mが吹いた時、足元は泥濘、全身には突風が吹きつけ。
また今年も3.11は名取にいました。
午後は慰霊祭。2時46分には短くサイレンが鳴りました。
佐々木統括と私は、突風の中、静かにサイレンを聞きながら、事務所でただ粛々と仕事に明け暮れました。