名取市海岸林の最新航空画像
2014年12月22日( カテゴリー: 現場レポート )
約90haの海岸林整備協定を2014年2月13日に結んだ宮城県庁から、「天気が良くなくて画像が映えないけど…、何かにぜひご活用ください」と名取市の海岸防災林の航空画像(10月撮影)をご提供いただきました。
ありがたいことです。
一般市民でも、仙台空港を空路で利用すれば、着陸する寸前に見ることもできます。
縦の筋は、ご存じ「防風垣」(ハードルフェンス)です。
11月~5月末まで、特に春の西風「蔵王おろし」、その乾風・寒風から守るもの。
北海道・えりも岬の海岸林造成の際、開発されました。
この工事は仙台港~福島県県境まで。
さらに、北は東松島市・石巻市でも工事は開始されており、相馬市・南相馬市、いわき市などでも海岸林造成は行われます。
「ちっとも進んでないじゃないか!」と言った某県知事がいたそうですが、
名取では閖上港防潮堤工事が開始、海岸林背後の農地は地権者に張れて引き渡されハウス設置が始まり、閖上のかさ上げ住宅の盛土が着工するなど、日々復興事業が全力でおこなれています。