コンテナ苗の発芽
2013年5月31日( カテゴリー: 現場レポート )
初めまして。今年4月に「名取市海岸林再生の会」に入会した菅野です。
入会したきっかけは、自分も大震災の被災に遭い、名取市に引っ越ししてきたのが始まりです。仕事場が被災し、仕事を失いハローワークに行ったときにこのプロジェクトの事務員募集を目にして、引っ越し先から近いことから応募しました。来てみてびっくり、ちょうどその日がクロマツの種播きとは!!生まれて初めてマツの種を見ました。五十数年生きていて初めてです。
5月9・10日には、第一育苗場で、コンテナへの抵抗性クロマツの播種作業が行われました。
コンテナ1台に24個穴がありますから、565台で13,560粒の播種作業です。すべて手作業のため、時間がかかりました。
種まきに参加したメンバーが、「マツの種は大きい方だ。レタスより播きやすい。何でもおんなじで手がかがるがあどは、めんこぐなんのしゃ(手がかかるけど、その分後からかわいくなるんだよ)」とおっしゃいました。
本当にその通り! 農家出身ではない自分にとっては初めての体験だったので、楽しくて、芽が出るのが本当に待ち遠しくて、今朝、現場責任者の佐々木さんに「今日、こも、はがすがら(上に掛けていたわらを取り外す)」と言われた時はうれしかった~!
そのコンテナ苗が発芽しました。場所によっては芽が出ていないところもあり、ちょっと心配なところもありますが、土がこんもりしてきているので大丈夫かも。今後そんなところも見ながら、楽しみながら見守りたいと思います。