がれき処分場のリサイクルの核心部である「2次仮置場」を中型バスに乗り、つぶさに見ることができました。
そのまま、名取市海岸林跡地、北部全体の広大な「1次仮置場」へ。
大まかに分別されているものの、依然として、延々がれきの山が残っています。
ここには震災前に、4階建ての閖上サイクルスポーツセンターを起点として、クロマツを縫って走る広大なサイクリングロードがありました。
第一育苗場から程近く、現場視察来訪の方を、ときにご案内している「愛林碑」にまで繋がっていました。サイクリングロードは復活したいという市の意向は当然ですが現実化するのは先なのだと思います。
震災から数ヵ月、がれき置場にするために、名取市北部沿岸で倒伏したクロマツは最優先で撤去が始まりました。それからまもなく2年が経ちます。
バス車内でも、「林野庁」「クロマツ」「盛土工事」という説明が随所に加わります。
車中のどなたかが「ここに木を植えるんだから大変だ」と言っていました。
我々、それは覚悟の前。
奮い立つような気持ちがわきました。