とうとう、名取に盛土出現!
今は国土交通省の防潮堤工事のダンプにも増して、 林野庁の表示を付けたダンプの数が目立ちます。 目に見えて工事が進捗している印象です。 ちょっと工事を近くで見ようとするのも明らかに邪魔です。
名取市南部は8工区71haの工事が落札され、 約500,000m3の盛土工事と、「東北森林管理局HPの入札情報」で公開されております。
10tダンプで約15万台分の購入土、津波堆積物、コンクリートがら等が持ち込まれ、 今年度中工事完了を目指しているのだと思います。
名取南部だけで15万台のダンプとは圧倒されます。
地下水位が高く、排水も悪く、今は湿地状になっている箇所の多い 宮城南部の海岸林再生の最大の特徴は「盛土」です。 海岸林の主林木となるクロマツの深根性を発揮するため、ここでは生育に必要な高さと 見込まれる3.5mの盛土が設計されました。
人工物の上で木を植えるのですから、今は違和感がありますが、 後々は、その昔、人の手で造られたと言われている空港近くの北釜地区の高みと、 津波を経ても、今もそこに生える木々のように、生活も守るインフラになると思います。
*技量が追い付いていないため、写真添付はまた後日。
ごめんなさい。