2023年5月22日

オイスカ・インドネシアでの インターン 経験を活かすために

  • インドネシア
  • ボランティア・インターン
  • 皆さんこんにちは!

    オイスカ・インドネシアで昨年の6ヵ月間インターンをさせていただいていた、大学4年生の中屋美里です!

    <インターン時のブログ>

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    昨年10月末に帰国してから、早半年が経ちました。1年前の今頃はスカブミ研修センターで行われている畜産を学んだり、小学校で植林をしたり、毎日が初体験の連続でした。写真を見返すと、インドネシアでの貴重な経験を昨日のことのように思い出します。

    スカブミ研修センターでオーガニックの餌を食べて育っているニワトリ
    オイスカが国連生物多様性条約と協働で実施しているグリーンウェイブ活動。小学校で子どもたちと一緒に植林活動を行いました。

    そして、留学後はワン・ワールド・フェスティバルに、オイスカのインターン経験者として参加させていただいたり、学内で体験談を発表したりしながら、インドネシアでのさまざまな経験を通して感じたことや、学んだことを活かすためにはどうしたら良いかを考えて過ごしていました。

    オイスカ・インドネシアでの経験を通して、「人と自然の共生は人と人との共生に繋がり、戦争のない平和な世界の実現のためには、偉大な自然を人々が協力し大切に守りながら、ありのまま存在する自然の中で、ありのままの自分と他者を受け入れ合うことが重要である」と感じました。そして“人と自然”“人と人を繋げる”仕事があることを知り、その第一歩として先月、自然体験活動指導者(NEAL)の資格を取得しました。

    自然保護や環境教育に関心のある方はすでにご存知かも知れないですが、私は先月知り、取りたい!!!と思いすぐに申し込みました。

    自然体験活動指導者とは、人と自然を繋ぐ架け橋と言われていて、さまざまなフィールドで自然の素晴らしさを自然体験活動を通じて伝える人のことを指します。(参考:全国体験活動指導者認定委員会https://neal.gr.jp/

    自然はさまざまな違いがありながらも、共生していますが、それは人間も同じで、一人一人違うけれど、お互いの違いを受け入れ合いながら共に生きていく必要があります。

    また、自然の中に生きている人間が、自然を大切にする意識を持つことも重要です。インドネシアでは実際に、日本に輸出するエビの養殖場を作るために、高波や高潮等の自然災害から村の暮らしを守っていたマングローブが伐採され、村が水没被害に遭っていました。そこに気候変動の影響による海面上昇等の被害も加わり、村で生活することが困難になり、環境難民と呼ばれる引越しを余儀なくされる人々もいました。

    このような被害がこれ以上深刻化しないようにするためにも、環境保全や環境教育の活動を通して、自然を大切にする意識を一人でも多くの人に持ってもらうために、まずは自分自身にできることして、NEALの資格を取得しました。

    インドネシアでの経験がなければこのような気づきは得られなかったと思うので、改めて貴重な経験をさせていただいたと感じていると同時に、オイスカの植林や環境教育の活動は未来の地球のために非常に重要であると感じています。今後も自分にできることから行動に移し、一人でも多くの方に気づきを与えられる人になりたいと思っています。

    最後まで読んでいただきありがとうございました!

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