6月20日(土) ボランティア報告 その2 “憎い・・・・・・”
昨日のレポートの続きです。
午前中、草刈りを開始した際は草の少ない場所でしたが、次第にこんな風にマツが草に埋もれた状態のエリアに突入。
このピンクの花を見つけては「ピンクいた!!」と目の敵のようにしてやっつけてくださっている女性参加者の皆さんがいました。同じように大量に繁茂しているシロツメクサもに対しても「普段ならかわいいシロツメクサをこんなに憎いと思ったことはない」とも(笑)。頼もしい!!
人の見方って面白いですね。
このピンクの花もシロツメクサも野に咲いて人の心を癒してくれていたならば、けなげな愛らしい花として感動を与えていたかもしれないのに、この現場に根を下ろしてしまったがために、クロマツかわいさゆえに、その生育を阻害する可能性のある彼女らが“憎い”と目の敵にされてしまうとは……。
皆さんのクロマツへの愛情、ありがたい限りです。
こんなに茂っている草ですが、全部を刈りとることはしません。クロマツの葉から鎌の柄の部分(30センチ)ぐらいの範囲を丸く刈り取っていくだけです。坪刈りといいます。
どうしても皆さん全部几帳面にきれいに刈りたくなってしまうようですが、これで十分。憎く思えてしまうシロツメクサも、クロマツのじゃまをしなければ、飛砂を防ぐ効果もあります。次は“憎い”と思わず、“生えてきてくれてありがとう”と声をかけてあげてくださいね。
わいわい楽しそうに草と格闘していたのはチーム草加の皆さん。
この3人を誘ってくださったFさんが写っていないのは、Fさんは
リピーターチーム(精鋭チーム)で別の作業にあたっていたためです。
これまでも社会福祉協議会でいろいろなボランティアに参加しているのだそう。
3時半に草加を出てこられたとのこと。
ありがとうございます!!
午後の作業はまた明日ご報告します。