海岸林担当の鈴木です。

昨日の息子の投稿に続き、こちらは娘の感想文です。

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震災から11年経ち、東京で暮らしていると震災を思い出すことはほとんどなくなってしまった。

しかし、今回宮城に旅行して、まだ復興は終わっていないことを改めて感じた。

海岸のそばの、ならされたままになっている広い土地や、福島県内の居住禁止区域の傾いている家などを実際に見て、復興途中であることを強く感じた。ちらっと見た中浜小学校では、前回旅行した時に訪れた震災遺構の小学校を見て受けた衝撃を再び思い出させられた。

被災地と、そこから離れた場所の震災に対する温度差があるのは仕方のないことかもしれない。だが震災の教訓を生かし、同じような被害を出さないためにも、思い出す機会をもっと増やさなければならないと思った。

そんな中でもサイクルセンターや商業施設、公園が新しくできて、地元の方が訪れているのを見ると、にぎやかさがあちこちに戻っているのも感じた。

以前植えたマツを案内していただいた。植えたときは風で倒れそうなひょろひょろしたマツだったが、いつの間にか頑丈に育っていた。一部のマツは自分の背丈よりも大きくなっていて、幹も太くぶつかるとちくちくして痛かった。サイクルセンターの屋上から見た海岸林は広大で、これだけの大きなマツが風や砂を防いでくれると思うと安心して暮らせそうだ。

サイクルセンターの屋上からの眺め。寒すぎて、最初にギブアップしたのが娘でした(^^;)

吉田さんが楽しそうにマツを案内していたのが印象的だった。

私の中で大人は疲れているという思い込みがあったが、吉田さんを見ているとそうでない人もいると思った。車の中で大人たちが人事など大変そうな話をしていて、「限りある時間で職場の人間関係を保ちつつやることをやりながら新しい企画も進んでやる」ことはとても難しそうだと思った。私はまだ学生で、テストと課題に文句を言いながら学校に通っていればよい。だが社会人は求められることもたくさんあり、上司に評価され、責任も発生する。世の中の社会人はよく生きているなと何様だといわれそうなことを思った。

「おとなは疲れている」という概念を打ち破ってくれるのが吉田さんのようです(^^;)

竹灯りの料理が全部おいしかった。20歳になったら飲みに行きたい。特にブリのカマと銀鱈がおいしかった。ホヤも。ほかにおいしかったものは海鮮丼といも小町とスコーンとシュークリームと・・・・

一番言いたいのはまた行きたいということだ。

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うちの娘、どれだけ食いしん坊なんでしょう(^^;)

東北に足を運ぶきかっけが何であれ、子ども達とともに復興の足跡をたどっていきたいと思います。

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