オイスカ中部日本研修センター(愛知県豊田市)は、2018年に設立50周年を迎えます。
その膝元には永年ご支援いただいている会員が1,000件も。
その会員さんのお膳立てで、車で30分ほどの鴛鴨(おしかも)自治区会館で、
活動報告会をさせていただきました。
この地区にはこれも発足から40年の「オイスカ友の会」があります。
今夜はどんなことが起きるのか。とても楽しみでした。
でも、何人集まるのかということは、気にしません。
関係者には「手をかけ、時間をかけて報告会を準備しないでほしい。
人数が少ないほうが聞き手と話し手の距離が近くなる。
10人集まるなら何処にでも行く。開催回数で勝負する」といつも言っています。
みんなで手分けして年間40回。毎年5,000人以上に報告の時間をいただいています。
今日もただ、日頃の御礼をお伝えしたかったのです。

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「車座」 こんな最高の雰囲気で迎えていただき、燃えました。


今夜の会場は、なんと車座式。
大っきなカーペットが敷かれていました。
みんなの分のたくさんのケーキを焼いて、佐藤さんが待ってくださっていました。
こんなアットホームな雰囲気は初めて。
鴛鴨というまさに地域社会が受け入れてくれるのかと思うと、思わず涙が出そうになりました。
私はオイスカの職歴では、常に会員の皆さんにお世話になってきました。
海岸林再生を決断し、それには10億円が必要と試算した時、必ず会員さんたちが、支援の輪を広げてくださると信じたことを思い出しました。
 
会員さんは海岸林以前に、安くない年会費を払い、オイスカの活動全体を支援し、
そのおかげで、例えば海外から若い農業研修生を受け入れることが出来ます。
そして私たち職員もプロとして働くことが出来ます。
会員さんには「会費だけで十分です。海岸林の寄附をさらに上乗せしなくても。
支援の輪を広げることにご協力ください」と全国で言ってきました。
いま、支援の輪を広げた上、自分自身も応援してくださる方がたくさん。
そのおかげで今日があります。
今日は100人近い車座集会になりました。
その中には名取で汗をかいてくださった方もたくさん。
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豊田東名ライオンズクラブ、オイスカ友の会、オイスカ豊田推進協議会。 みな数十年のご支援。その中心の一人佐藤さん。


 
震災から5年。
描いていた来年3月のシンポジウムのコンセプトを少し見直そうと思いました。
いま私たちがやるべきことは、
全国の支援者の生の声を、取り組む姿を、宮城に伝えることなのかもしれない。
将来、私自身も、オイスカ中部のスタッフや佐藤さんたちの様に、次世代を育てることに賭けるようなおじさんになりたい。
動画を同自治区、オイスカ友の会、矢作新報のご協力でYouTubeにアップしました。
URLは以下の通りです。
https://youtu.be/q0r0_uho-8A

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