佐賀県唐津市「虹の松原」

2014年12月4日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )

展望台は完成直後なのかとてもきれいでした。

展望台は完成直後なのかとてもきれいでした。


有田から伊万里を抜けて唐津市、虹ノ松原へ。
陶器もゆっくり見たかった。でも日没が迫っている。
海岸林に行くと必ず高いところを探します。
何とか上から見てみたいのです。
「鏡山」という山のてっぺんへ。
展望台がある。絶景です。観光客がたくさん。
黒田官兵衛も、伊達政宗も、朝鮮出兵でこの玄界灘を渡ったのだ。
虹の松原は全長4.5km。幅500m。カメラに入りきらないぐらいの巨大な姿。
(名取の海岸林は全長5km。幅200m~250m)
すこし残念だったのは、ここに来るのは地元以外の観光客だとは思いますが、
それでも多くの人に松原のことを自動的に知ってもらい、
海岸林の存在意義、松くい虫防除の必要性などを広報啓発できる場所なのに、目立つ記述がないこと。
おそらく、森林関係当局や関係者を中心に、観光当局へ働きかけをしているところなのだろう。
「にじまつまもる」君のパンフレットなどが設置されるのは近いのでは?
ここ虹の松原でこれから勉強したいのは、
基本計画である「虹の松原保全・再生対策調査報告書」。
国・県・市や各種団体などからなる「虹の松原保護対策協議会」(虹対協)という組織と、
各種ボランティア団体の窓口となる「NPO法人唐津環境防災推進機構」(KANNE)
それぞれの役割分担や運営方法。
名取での植栽は始まったばかりですが、時はあっという間に過ぎる。
ポスト2020年に向けて、各セクター共同で、もう少し鮮明なカラーの未来図を描いてみたい。
唐津城天守閣からの眺望は見れなかった。
あまりに巨大でカメラに収まりません。左上河口部に唐津城があります。

あまりに巨大でカメラに収まりません。左上河口部に唐津城があります。


森には日没まで1時間ぐらいしか居れなかった。
宮城に戻ってすぐ、行政当局の方と話をする機会があり、
「いつか一緒に研修に行きませんか?」と言ってみました。
九州場所に合わせて、髙田川部屋のちゃんこ狙いで。

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