6月17日、オイスカの会員組織、宮城県支部幹事会と総会が開催されました。
年に2度3度、いつも会員の半数以上が出席いただき、
常々活動報告の時間をいただき、より最新の現場情報と、
自信を持ってお勧めできる現場型講師の講演会を。
思えば震災当日、亀井昭伍会長以下、会員さんたちは
タイ北部へ植林現場視察からの帰路。成田経由で仙台空港に向かう最中。
飛行機は引き返し、陸路丸一日かけて仙台に戻ったと聞いています。
私が初めてこの総会の場に立ったのは、
震災から半年以上過ぎ、仙台中心部は幾分か落ち着きを得た後。
地元の会員から受け入れられなければ、プロジェクトは本物ではなく
まさに必勝を期して臨んだ「プレゼン」でした。
突き刺すような多くの目を前に、マイクなしで、
腹の底からありったけの声で説明したことを覚えています。
企業関係者も多いのですが、まだご自身の会社も再起の途上。
にも関わらず、何とも言えない大きな手ごたえを感じました。
以来3年、この会員というオイスカの基盤を何十年も支えて下さる人がいなければ、
我々に後ろ盾はなく、どれほど心細かった事でしょう。
会員組織の会合に行くと、大学運動部の恩師に言われた言葉を思い出します。
「君たちが努力したからこの場で試合ができると思ったら間違いだ。
弱い時代からの積み重ねがあって、踏み止まり、一歩ずつ上に上がり、
大きな過ちを犯さず、努力し続けた先輩たちがいたから、
君たちはこの部に入部でき、今この場で試合ができるんだ」

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すみません。写真は昨年のものです・・・・・・


支部が設立されて30数年。
ここにいる方たちは10年以上会員の方が半数以上。
養豚の技能実習生を受け入れ続けて下さる農家さんも、仙台トヨペット、トヨタ部品宮城共販の各社さんをはじめ、現場のボランティアだけでなく、写真展での説明役を買って出て下さる企業や個人も。
今日もほっと一息の懇親会。
ですが、席を一つずつ回っていると、食事どころではありません。

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