かわさき市民アカデミー・川崎市早野聖地公園里山ボランティアの井上文雄さんが
「植樹祭に参加して」と題した感想文を寄せてくださいました。
抜粋してご紹介します。
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撮影要員として植樹祭に参加させていただきました。
すでに、その模様を、写真6枚のA4版ニュースにまとめて、
かわさき市民アカデミーの受講生に見てもらっています。
私は、植樹祭前日に名取に入り、植栽地の広葉樹の活着状況、
根元直径・丈の調査に同行、前日合同ミーティングと
植樹祭記念柱を立てる作業にも参加させていただきました。
【植樹祭前日の感想】
140418 DSC_0001 (5)植栽盛土の条件の厳しさを知りました。
盛土のノリ面に雨水が造った崩壊とも見える流れの跡、植栽地を十文字に走る排水路。盛土断面の露頭には岩や石がごろごろ見え、「月面のガレ場に植えるようだ。」と太田先生がおっしゃったことがよくわかりました。
また、ノリ面の排水管がまだ設置してないところがあり、水はけの悪さは想定外だったのではないかと思えました。ただ、水はけの悪さは、山砂の保水力の発揮ということでもあり、苗木の活着には有利に働くとも思いましたが、長期的にはどうなのでしょうか。
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前日ミーティングで「植樹祭は遊びではやらない。」発言を聞きました。担当の吉田さんが「工事車両の通行を妨げてはならない。ダンプカーが優先だ」と言い切ったのは、私にとっては耳新しく「地域全体の復興」を第一に考える姿勢が貫かれていると感心しました。また「事故があっては、2年以上かけてつくってきた苗に申し訳ない。」の言葉に気持ちがひきしまる思いがしました。
植樹祭当日の感想はまた明日ご紹介します。

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