中部日本研修センターの小杉です。
中部センターの新年度最初の大仕事、一発目の研修が「新入社員研修」です。
毎年4月に会員企業様の新入社員を対象に「新入社員研修」を実施しています。
今年で106回目を数える伝統的な研修事業で、新入社員として必要な知識、マナーの習得はもちろん、 農業体験や海外研修生との交流などを通じて 「自然に感謝する心」や「国際理解・相互協力」などを学ぶことができます。
コロナ期間中は、中止を余儀なくされたり、また1社のみの研修をしてきましたが、今年やっと本来の集合研修を再開することができました。
(昨年の様子➡) 新入社員研修@中部日本研修センター!①/②/③/④
4月4日から9日までの6日間、センターに缶詰で完全合宿の研修は、学校を卒業して社会人ほやほやの若者にとって、恐怖と不安でしかありません。
オイスカなど聞いたこともない名前、山の上に連れてこられ不安が募ります。
先輩社員からは「厳しいよ」と脅かされ、センターについた瞬間帰りたくなります。そして、最初のプログラムが規律訓練です。彼らの目の前には鬼軍曹が立ちはだかります。指導員の筑田副所長による訓練が始まり、基本動作や声だし訓練をひたすら繰り返します。「ここは軍隊か、なんで軍事教練をさせられるのか」と社員さんが誤解するのも無理はありません。そこは座学でなぜ規律が必要なのか、一つ一つの動作にどのような意味があるのかなど丁寧に説明を加えていきます。こうして社員さんの姿勢、動作など一つ一つ、形を揃えていくことで、心が揃っていきます。オイスカでほぼ初対面の社員さんがわずか数日で見事な団結力・チームワークを発揮できるのは、規律訓練という裏付けがあるからなのです。