アッサロームアレイクム! ウズベキスタン プロジェクト調整員の青山です。
ウズベキスタンに来て50日が経過、苗畑づくりと種まきが無事に終わりました。これからは、サクサウールの苗を枯らさないよう定期的な水やりを行っていきます。早速ハプニングの連続ではありますが、無事に苗ができるよう皆で頑張っていきます!
さて、今回は本プロジェクトに携わるチームメンバー Part1を紹介します!!
まず1人目は、本プロジェクトの要となる冨樫専門家です。
中国の内モンゴルで、20年以上も沙漠緑化に取り組まれていました。そこで得られた経験や知識を活かし、さらには現地の人の知恵も活用しながらウズベキスタンでの沙漠緑化に挑んでいます。
冨樫さんのすごいところは、ピンチをチャンスに変える力です。
こんなにも計画通りにはいかないのかと驚くほどに、当初の計画がずれていきます。
「ポンプのここが足りなくて水をあげられない」
「また予算オーバーした」
「銀行の機械が故障した。お金が…」
など、日本では考えにくいことが沢山です。
そんな状況下でも、必ず次の解決策を導き出しカタチにしていきます。
そしてもう一つのすごいところは、現地の人と仲良くなる速さです。
言語の壁を感じさせないほど、現地の人にスッと馴染んでいきます。なぜこんなにも溶け込めるのか…私の観察の結果、以下2つの解が出ました。
① 何事にも興味を持ちなんでも質問すること。
食べ物のこと、植物のこと、文化のことなどなど。確かに自分が日本にいて海外の人に、あれはなに?これはなに?と興味津々で聞かれたらめちゃくちゃ嬉しいですね。
➁ 感謝を忘れないこと。
苗畑づくりなど、どうしても現地の方の力が必要な場面が出てきます。そんな時、冨樫さんはよく「ありがたいですね」とおっしゃっています。自分がやってあげているのではなく、やらせてもらっている。
この精神が、現地の人からの信頼を得ることに繋がっているのだと思います。
2人目は、ベッカ先生です。
なんと、私の出身大学にて修士・博士課程を修了されているんです!最初に知った時は驚きでした。こんなにも離れた国に同じ大学を出られた方がいるなんて、と。
ベッカ先生の日本語はとっても流暢。英語も堪能で、これまでアメリカやハンガリーなど、パスポートがびっしりになるくらい沢山の国を訪れています。
そんなベッカ先生に日本での思い出について伺ってみました!
一番楽しかったことは、学園祭でシャシリクを作ったことだとか。シャシリクとは、お肉を棒に刺した、焼き鳥のめちゃくちゃ大きいバージョンのような食べ物です。確かに、ベッカ先生と食事に行くと、毎回シャシリクが出てきます。笑
そんなシャシリク大好きなベッカ先生ですが、ベッカ先生がいなければこのプロジェクトが始まらなかったと言っても過言ではありません。私がこちらに来てから、沢山の日本人と大学でお会いします。これらは全て、ベッカ先生が日本から帰国した後に生まれた繋がりだそうです。ティムールさんが日本に研修に行けたのも、ベッカ先生がいたからできたことだとか。
私もベッカ先生がいなければ、今ここにいなかったのだろうと、改めて人の綱がりの大切さをかみしめております。
本日最後の3人目は、ティムールさんです。
ティムールさんは、ウズベキスタンから始めてのオイスカ研修生として昨年度日本を訪れた、オイスカ研修生のOBです!ティムールさんの驚きポイントは、滞在期間たったの3ヵ月で日本語がペラペラなことです。
現在は、こちらの大学で国際センターの先生として我々のような海外からの来客をサポートする他、夜には日本語学校の先生として毎日遅くまで働いています。
隙間時間には漢字を勉強していたり、私たちに「この日本語はなんですか」と沢山質問してくれたり。
例えば
「女の子は少女なのに、男の子はどうして少年なんですか」
確かに…日本語は謎が沢山ですね。
日本語を学ぶハングリー精神は、誰にも負けません。私も見習います!
1ヵ月半後に日本語の試験があるらしく、それに向けて日本語学校の学生さんとともに頑張っています。試験に受かりますように…!
そんなティムールさん、本プロジェクトでは通訳で私たちをサポートしてくれている他、体力仕事でも大活躍です。ティムールさんがいなければ、プロジェクトはここまで動いていません。
毎日ありがとうございます。
以上、プロジェクトメンバーの紹介Part1でした。他にも、このプロジェクトを一緒に動かしてくれている仲間が沢山いるので、近日中にご紹介します!
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