2023年5月18日

ウズベキスタン だより 「北関東に出会いました!」~ ウズベキスタン料理 ~

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    ウズベキスタン プロジェクト調整員の青山です。

    最近、朝ホームステイ先周辺を軽く走ってみたり、ホストファミリーとフィットネスに行ってみたりと、運動の機会を作っております。

    というのも、運動不足に加え現地のアオハット(ご飯)が美味しく、明らかに摂取量が消費量を上回っているため、これはまずい…!ということで始めました。

    そうなのです。こっちはアオハットが美味しいのです。とは言っても、なかなかウズベク料理と言われてピンときませんよね。

    今日は、現地の1日の食生活をお届けします!

    ~朝ごはん~

    朝ごはんは基本的に、ナンというまん丸なパンをバターやジャム、ハムと一緒にいただきます。ナンは、日本でいうお米みたいなもの。どの家庭に行っても必ず食卓の真ん中に置かれていて、各々が自由にちぎって取り、おかずと一緒に食べます。

    また、こちらでは毎食ティーが出てきます。私は、ホストファミリーお手製のフルーツジャムを入れたティーが大好きです!夏のフルーツが安くなる時期にまとめ買いし、家族でジャムを作るそう。日頃の食から、現地の文化を垣間見られます。豊かなくらしですね。

    ガシッと掴んでちぎります。ほどよいモチモチ感と弾力!色んな模様があります。
    今はブルーベリージャム!次は何かな~

    ~昼ごはん~

    ランチは、学食もしくは近くのカフェでいただいています。

    メニューはだいたいどこに行っても同じ。

    ・マンティ:水餃子のような優しい味付けの料理。ヨーグルトのような白いソースをかけていただきます。

    こちらがマンティ。パンとティーのセットが定番です!

    ・ラグマン:モチモチ麺をトマト風味で炒めた、焼うどん風麺料理。

    ラグマン。油がやや多いですが、麺のモチモチ感はたまりません。

    ・スープラグマン:ラグマンのスープバージョン。野菜も入っているので、お腹に優しいものを欲しているときはこれを食べています。

    ・サモサ:お肉やポテトが、パイのようなサクサクのパン生地で包まれた料理。1個3000スム、およそ40円です!

    皮のしっとりとサクサクの加減が絶妙です。

    以上が代表的な料理ですが、その中でも私が好きなのは…

    プロフ!

    以前の投稿でも紹介しましたが、若干のしょっぱさと油で炒めたにんじんの甘さが混ざり合って、とってもマザレ(美味しい)です!ボリュームも味も文句なし。お米は少し固めなのがみそです。

    作り方も教わったプロフ。日本でも作ります。

    ~夜ごはん~

    夜ごはんは基本的にお家ですが、1~2週間に1回ほどパーティーでいただくこともあります。

    お誕生日や結婚式、日本から来た先生方のウェルカムパーティーなど、お家やレストラン等に沢山の人を招いて盛大な料理でおもてなしをするのが、ウズベキスタンの文化です。

    プロジェクトメンバーの結婚式!500人来たとか。お料理も盛りだくさんでした。

    どんなお家にも、お客さんを招待するための広い部屋があります。そして、おもてなしをする時にはこれでもかというほどの料理を、机いっぱいに並べます。

    料理が並べられる前のパーティー卓。

    料理が並び、豪華な食卓に大変身です!

    その中でも今回ご紹介する料理はこちら、ベシュパルマーク!

    ベシュパルマークの麺は、毎回お母さんが作っています。板からはみ出る位に伸ばして切って茹でていました!

    “ベシュ”は5、“パルマーク”は指、そうです。手で食べる料理です!ほうとうのような麺に、ポテトとにんじん、たまねぎ、鶏肉がドーンと乗っかっています。鳥のだしが効いていて、これがまたやみつきになるんです。というのもこの料理、たらふく食べてもうお腹いっぱいとなったタイミングで、〆として出てくるんです(笑) それでも食べてしまうのだから、恐ろしい。

    ベシュパルマーク!お母さんが半日かけて作ってくれました。

    上記のようなパーティーが無い日は、ホストファミリーが作ってくれる家庭料理をいただいています。茹でた麺の入ったスープや、ポテトやお肉の炒めものなど。これに、ミルクを発酵させたクリームや塩で和えたサラダ。パーティーも楽しいですが、こういった素朴な料理が私は大好きです。

    最後に、私の最も思い出に残った料理で締めくくらせていただきます。

    それがこちら。日本人なら一度は聞いたことのある名前なのですが、なんだと思いますか?

    もう一度挑戦するか否か、迷っております、グンマを。

    正解は…グンマです!

    小麦粉を油で揚げた料理で、どこに行っても食べることができます。何が思い出深かったかと言うと。唯一お腹を壊した料理がこれでした。馴染みのある名前なだけに、かなりショックでした。でも、ふっくらしていて塩気が効いていて美味しかったです。3枚くらい食べました。

    ウズベキスタンにいらっしゃる際は、食べ過ぎに注意してください。

    以上、ウズベキスタンのアオハットをお届けしました!

    私の大好物、ホストファミリーお手製のトマトソース!ナンにつけて食べるとさっぱりピリ辛で、暑い夏にピッタリです。

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