皆さんこんにちは!
オイスカインドネシア・スカブミ研修センターでインターンをさせていただいている大学4年生の中屋美里です。今回でブログを書かせていただくのは3回目になります!(1回目/2回目)
先月、9月2日から10日までの9日間、インドネシアのスカブミ県にあるスカブミムハマディア大学(Universitas Muhammadiyah Sukabumi) 主催の国際交流プログラム“Summer Program”に参加しました。このプログラムには、トルクメニスタン(1名)・タイ(8名)・インドネシア(4名)・日本(1名)の4ヵ国の大学生、計14名が参加しました。
オイスカとスカブミムハマディア大学は、グリーンウェーブの活動や短期研修の受入れ等を通じて交流があり、今回私は、スカブミセンターのスタッフの方にご紹介いただき、参加することができました。
このプログラムは「Sustainable Geo Heritage」というテーマで実施されました。スカブミ県の文化や歴史、自然環境の重要性を理解するために、“UNESCO Geo Park”により運営されているジオパーク情報センターで、地質学やスカブミ県の文化を学んだあと、ジオパークに認定されている地質遺産を訪れました。
「UNESCO Geo Park」とは、持続可能で人と自然の共生した世界の実現のために、保護する価値のある地質遺産を通じて、自然環境への意識や地域文化への理解を深めることを目的とした事業です。ジオパークは現在46ヵ国177ヵ所が認定されています。(参考:「UNESCO Global Geoparks」 https://en.unesco.org/global-geoparks) 他国の大学生と交流しながら 計16ヵ所の地質遺産や博物館を訪れました。
ハトムギ観光村(Desa Wisata Hanjeli)でハトムギの種まきから加工までの過程を学びました。この村では機械を使用しない伝統的な生育方法が今もなお続いていました。
9日間でトルクメニスタンとタイ、インドネシアの大学生と共に、貴重な経験をすることができ、このプログラムを通じて改めて自然の偉大さを感じました。自然環境が大切に守られなければ、この地球上のすべての生き物は生きることができません。人と人、人と自然の共生のために、自然を守り、それぞれの地域の人々が大切に守り続けている文化を保全することが、平和な世界の実現につながるのではないかと思いました。また、次世代を担う若者が考え行動することの大切さを感じ、未来の子供たちと地球のために、人材育成や子供たちへの環境教育、植林等の幅広い活動を行っているオイスカの活動の重要性を改めて感じました。
今回のプログラムやオイスカでの経験を活かして、自分に足りない知識や能力は何かを明確にし、よりよい未来のために貢献できる人になりたいです!