こんにちは、浅野です。
10月10日(土)のボランティアは中止とすることが決まりました…。
今年はコロナの影響で3月~8月のボランティアがほとんど中止、
宮城県民対象のボランティアも9月のボランティアもほとんどが天候不良でした。
そして今回は台風…思うようにいかないものですね。
仕方ないので、クロマツに頑張ってもらいましょう。
次回は11月、リピーター向けのボランティアです。
作業はモニタリングですので参加される方はチクチク対策をしっかりして来てくださいね。
5m前後のマツのモニタリングをする場合は顔に松葉が当たることもありますし、
下手すると目にマツが入る可能性もゼロではないので…。

10月7日の育苗場 このくらい晴れていてほしかった…

10月7日の育苗場
このくらい晴れていてほしかった…

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
9月中旬ごろ、最後の植栽をぜひ取材してもらおう!と、浅野がプレスリリースの内容を練りに練り、何度も手直しを加え、
取材に来てくれるかな・・・??と、期待と不安を感じながら9月28日にリリースしました。
なんとなんと!
10月6日に NHK仙台、東日本放送、読売新聞、河北新報
10月7日に みやぎテレビ
が取材に来てくださることになりました。

吉田のこの日のギアはMax!取材陣を前に、説明にも力が入ります

吉田のこの日のギアはMax!取材陣を前に、説明にも力が入ります


6日は、高所作業車からの遠景の撮影、山田司郎名取市長の現場訪問、名取市での最後の植栽が始まったことと、取材の材料が多く揃っていました。
 植栽する前の苗の準備 
 森林組合の作業員の植栽の様子
 植栽地でやっかいなツルマメ草抜き取りの様子
 山田市長の植栽の様子
 あいま合間に浅野や再生の会の鈴木会長、オイスカ理事長の中野へインタビュー
 そして、高所作業車での遠景撮影
と、取材いただき、
手前が植栽をする山田市長、奥が太田猛彦東京大学名誉教授。 シャッターチャンスを逃すまいと取材陣がカメラを構えています

手前が植栽をする山田市長、奥が太田猛彦東京大学名誉教授。
シャッターチャンスを逃すまいと取材陣がカメラを構えています


できあがったのがこちら
NHK仙台でお昼のニュースで流していただいたものです。
(NHKは午前中の取材でしたので、残念ながら山田市長の植栽の様子を取材いただくことはできませんでした)
NHK仙台放送 (放映日時10月6日12時21分)
(※10/6~12まで視聴できるようです)
こちらは、ラジオで放送されたものです。
全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」全国放送 NHKラジオ第1「武内陶子のごごカフェ」
 (放送日時10月6日13時37分ごろ)
↑上記の残り時間13分21秒くらいから
(※10/6~12まで視聴できるようです)
今日は、継続して取材いただいているみやぎテレビの取材が入っています。
どのような映像に仕上げてくださるのか、楽しみです!

最後の植栽がはじまりました

2020年10月6日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
なんと1年半ぶりに名取に行ってきました。
10月5日からの約1週間は、プロジェクトにとって特別な日
これまで、再生の会が丹精込めて育てた苗木を、森林組合の作業員が1本1本丁寧に植え、11,000人のボランティアが愛情注いで育ててきた36万本のクロマツ
今週植える11,500本がプロジェクト最後となります。
名取最後の植栽です。
植栽の完了は育林のスタートに過ぎない、何の感慨もないと吉田は言いますが、
それでも、内心、長いプロジェクトの一区切りとして、感慨深いはずです。
あまり現場に足を運ぶ機会がなく、育林作業もほぼしていない私ですら、心にしみるものがありました。
この日、宮城中央森林組合が高所作業車を出してくださり、上から植栽地を一望し、その広大さを実感しただけに、ことさらに感慨深いものを感じました。
心にしみる・・・感慨深い・・・そんな簡単な2言、3言では言い表せないほど迫るものがあります。(語彙力の問題ですね(^^;))
1600年代からこの地にクロマツを植え始め、
飢饉や戦争で荒廃し、仙台空港の代用地として海岸林が伐採され、津波で流され、そんな歴史を繰り返してきた海岸林が再び、よみがえりつつあることに、やはり感慨深いものがあります。

植栽地の南端から北側の遠景。27m高さからの眺望です。

植栽地の南端から北側の遠景。27m高さからの眺望です。

おかげさまで8億円突破!

2020年10月5日( カテゴリー: 本部発 )

海岸林担当の鈴木です。
寄附累計金額が8億円に手が届きそうになった頃、いつ到達するだろう?とこまめにチェックしながら、その日を待っていました。
おかげさまで、9月30日に
800,000,000円を突破しました。
これまで
直接ご寄附くださったみなさん、
募金でご協力くださったみなさん、
企業や団体の取り組みを通じて、ポイント寄附やレジ募金などでご協力くださった本当に多くのみなさん、
本当に本当にありがとうございました。
直接ご寄附してくださった方々は、これまで2,119にのぼり、約7割が個人の方、残りが企業や団体から、
県別には宮城県からのご寄附が圧倒的に多く、約2割が宮城県の方々です。
地元でない方からのご寄附が8割あり、日本国内だけでなく、海外からも応援していただいていることがわかります。
目標の10億円まで、あと一息、ふた息ですが、
第一次10ヵ年計画が終わる2021年3月31日まで、たくさんの方々からご寄附の応援をいただけるよう、
現場での取り組みや情報発信にさらに努力していきます。
これからもあたたかい目で見守ってくだされば幸いです。

防風柵をはるかに超え、この高さになるまでに、あと50年かかるだろうか。 遠い将来を想い、目の前の仕事を一つずつ進めていこうと思います

防風柵をはるかに超え、この高さになるまでに、あと50年かかるだろうか。
遠い将来を想い、目の前の仕事を一つずつ進めていこうと思います

くるま

2020年10月3日( カテゴリー: 現場レポート )

本部・広報室の倉本です。
今回は特に独り言のような内容ですみません
 
地元では運転していたものの、上京してからは車も売り、地元でも東京でもめっきり運転する機会がなくなった私。これまで宮城県に出張した際に、練習のためハンドルを握らせてもらっていました。
今回も事務所の車をお借りし、塚本カメラマンの動画撮影下見補助という名目で、現場内や事務所現場間を行ったり来たり。
 
運転席から見る現場は、歩いてまわる時とはまた違った感想を持ちます。
この日は前日の大雨で、作業道のあちこちに水たまりがあったり、公道から逸れて現場に入るまでの道にいたっては、湖のようになっていました。普段だと、今日も道がぼこぼこしているなあだったり、ここはこんなに水がたまるんだなあ、くらいの感想になってしまいますが、ドライバーとなると、どこを通ったらあまり揺れずに進めるか、この水量でも通れるだろうか、と考えることも変わります。
それが少し面白く感じる一方で、今年は特に新型コロナウイルスの影響で移動も密にならないように配慮のされる中、自家用車で駆けつけて下さる方が多くいらっしゃって、こんな悪路且つ、作業でどろどろになるにもかかわらずありがたいなあ…となんだかしみじみ思ってしまいました。
時には、私自身、ボランティアに来てくださった方の車に同乗させていただくこともあり、長靴の泥が無性に気になることもあります。
参加された企業が手配してくださった、大型バスに乗る時も言わずもがな。
ぼこぼこの作業道と、泥だらけの作業を終えた人をたくさん乗せる運転手さんに、毎回嫌になってないかなあ、大丈夫かなと心配になります。(これまでお世話になった運転手さん、ありがとうございます!)
 
しかし、良いこともあります。
なんといっても、作業道を車で走ると気持ちいい!通常車で乗り入れない場所なので、ある種、これはボランティアに参加された方しか味わえないものかなと思います。
26日も涼しくて良かったけど、やっぱり青空のもと、しっかり作業で汗をかいた後に、風を切って走るのがいいなあ。
いつも真夏の特に暑い時期は、ボランティアの定員が埋まるのがゆっくりだそうですが、運転席でなくとも、窓を全開に、大きく成長しつつあるマツの景色を楽しむのもなかなかおすすめです。

この日はくもりでしたが、天気の良い日に走るととてもいい景色です

この日はくもりでしたが、天気の良い日に走るととてもいい景色です

塚本カメラマンに密着

2020年9月30日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室倉本です。
前回に引き続き、9月26日のボランティアの日について。
この日、震災直後からプロジェクトの動画制作などでご協力いただいている、プロカメラマンの塚本公雄さんがいらっしゃいました。(2015年訪問時のブログ1/2
目的は、10ヵ年の区切りを迎えるプロジェクトまとめ動画の撮影&その下見。
重ねてボランティア参加者などへのインタビューも実施し、私も今後に活かすため、その様子を学ばせていただくべく、作業にも参加しつつ、一日密着していました。
CIMG5278

 時には指示を出しつつ、さまざまな角度からベストアングルを切り取っていく

CIMG5287

引きで撮影

私も、記録としても広報としても使える写真を意識し、カメラを構えてみます

私も、記録としても広報としても使える写真を意識し、カメラを構えてみますが…

DSC_0198

あ!カメラを向けた瞬間が同時でした。真正面からの映り込みすみません…

 
このように、作業中、必要な画を順次撮影してまわりつつ、この日は11名のリピーターを中心としたボランティア参加者・関係者への聞き取りを並行して実施。
参加のきっかけや活動に参加しての感想、プロジェクト10年の振り返りなどに加え、「これから」についても焦点を当て進められたインタビューでは、突然の声掛けにもかかわらず、みなさん流れるように次々と質問に答えられていました。ボランティア参加へのフットワークも軽やかだけでなく、トークも軽やか…!
それも、日ごろから強い思いを持って、活動に参加されているからなのですね。

若者を代表し、今年の月刊誌8-9月号の表紙にもなった大学生2人にも聞き取り

若者を代表し、今年の月刊誌8-9月号の表紙にもなった大学生2人にも聞き取り


語り口にも熱が入る

語り口にも熱が入る


 
みなさんそれぞれの視点からお話ししていましたが、私が特に印象的に感じたのは、今後のマツの成長に対する期待と、この活動を市民の若者を中心に、次世代につなぎたいという思いをリンクさせて語っていたこと。
そして、そのためにも、こうして参加しつづけているということが、みなさんのお話の主旨として共通しているように感じられたことです。
この大きなプロジェクトが、これほどまでに一体感を持って続けられてきたのは、関わる多くの立場の方が、未来の海岸林の姿を見据えた強い思いをともにしているからなのですね。そして、その思いがどんどん他の参加者などに伝播しているからなんだろうなと…感じました。
塚本カメラマンの話の引き出し方とともに、さまざまな方の声が聞けた良い機会ともなりました。
 
今回の撮影分がどのように動画としてまとめられるのか自分なりに想像しつつ、今後の実践に活かしていきます!
塚本カメラマン、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございます!
下見の様子。さまざまなポイントをまわりました

下見の様子。さまざまなポイントをまわりました


 
 

こんにちは、浅野です。
倉本のブログにもありましたが、9月26日はボランティアの日でした!
今回は前回よりも参加人数が多く、県外からの参加者も多くいらっしゃいました。
前日は土砂降りでどうなることかと思いましたが、当日は雨は降らず、気温も最高が20℃と作業にはちょうどいい天気でした。
作業のことは倉本のブログにも書いてあるので省略しますが、ツルマメを放っておくと大変なことになるのです。
このブログを読んでくれている方はすでにご存知かもしれませんが、マツは栄養がなくても生きていけますが、
陽樹なので太陽の光が当たらなくなると、弱ってしまいます。
ツルマメは成長すると樹高が1m以上のマツのてっぺんまですっかり覆ってしまいます。
もちろん、小さいマツはひとたまりもありません…。
H
それだけではなく、ツルマメの巻き付く力がすごく強いので放っておくと幹が折れてしまう可能性もあります。
今回もツルマメに巻かれた跡がついてしまったマツを見つけました。
しっかり巻かれているこのマツ…
D
根を抜いてからツルをずらしていくと…
D
くっきりと跡がついています。こんな力で巻きつかれたらたまったもんじゃないですね。
今回は参加してくださった皆さんのおかげで1番ツルマメが繁茂しているツルマメの海地帯は完了することができました。ですが、面積は小さくてもツルマメが出てきてしまってしる場所がちらほらあります。
今年のボランティア活動は10月2日のUAゼンセンの皆さん、10月10日のボランティアの日、残すところあと2回。
出来る限りマツを救出したいので、皆さん頑張りましょう!
(今年頑張れば、その分来年が少し楽になります笑)

ツルマメの海

2020年9月28日( カテゴリー: 現場レポート )

広報室倉本です。
7月以来、ようやく今年度2度目の名取訪問を果たし、9月26日のボランティアの日の活動に参加してきました。
 
50名の定員いっぱいの参加をいただいた今回は、前回に引き続きツルマメの抜き取り作業を行いました。
ツルマメにすっかり覆われたモンスタークロマツの救出作業ということで、ある程度覚悟して現場に行きましたが、実際に見てみると、予想を上回る一面のツルマメの海。これまで何度もボランティアに参加しているリピーターさんも「これはすごい…」と一瞬言葉を失うほどの大発生具合です。
それでも作業が始まると、「これくらいすごいと、やりがいがあって楽しい」「だんだんマツの姿が見えてくると嬉しいね」という前向きな声があちこちで聞かれ、さすが前日の悪天候にもかかわらず(かなりの大雨でした)、気合十分で参加されるみなさんだなあ…と私もさらなるやる気をいただきました。

CIMG5299

ツルマメの海を前に、気合いを入れるお二人


DSC_0187

作業前。この中にマツが隠れています


DSC_0204

作業後。マツの姿が見えました


DSC_0210

作業後。すこし違う角度から


今回作業した場所のツルマメは、プロの下草刈りの作業の後、このひと月半ごろで成長したそうで、この時救出しなければぎりぎりだったマツもあったとのこと。上写真のマツたちは、今年の分の成長は遅れてしまったそうですが、この日の作業で救われました…マツくんたち良かったね…!
 
また作業中、マツの葉が腕や足にちくちく刺さり、「これは長ズボンじゃないとだめだ」「長くても薄いと刺さって痛いから、厚手の方がいいね」「次回来る人にも伝えないとね」という声も聞こえたので、ここでもお伝えします。
作業は長そで長ズボンが基本ですが、ちくちくが気になる方は、ぜひ厚手のものをご用意ください!
これからまた気温も下がり、寒い恰好で来られる方も少ないと思いますが、念のため…!
 

ボランティアふたたび再開!

2020年9月16日( カテゴリー: 現場レポート )

こんにちは、浅野です。
7月4日の宮城県民向けの活動を最後に中止していたボランティアの受入れが9月12日に再開しました!
2か月ぶりのボランティア♪と楽しみにしていたのですが、あいにくの雨予報。
前日には土砂降りの予報となり、急遽お申込みいただいてた皆さんに連絡を取りました。
「警報も出そうな予報なので、作業はやらないで見学だけになるかもしれません」と伝えると
遠方の方は「もう行くつもりで色々準備したから行くよー」と言ってくれて、
近くの方は「久しぶりにみんな来るんでしょ?顔見に行くだけでも行くよー」と。
結果、申し込みをしてくださっていた方のほとんどが参加してくれました!
当日は予報通りの土砂降り。
午前は車に分乗して名取の植栽地の見学を行いました。
土砂降りの中、車を乗り降りするのはよくないということでLINEミーティングを使って
吉田の説明を車内で聞きながら進むことに…オイスカらしくない試みですね。笑
雨が弱まったタイミングで車から降りての見学も交えながら久しぶりの現場に皆さんイキイキとした様子でした。
午後は「どうしても作業をやりたい」という声があがったのでツルマメの抜き取りを行うことになりました。
午前ほど雨は強くなくカッパを着ていれば作業は可能でしたが、さすがに長時間の作業は推奨できないので、
1時間ほどで切り上げ、15時には完全に解散しました。
今年は出るのが遅かったツルマメですが、場所によっては7、8月の雨と夏の太陽を浴びてすくすくと成長したものも
あったようです。久しぶりにモンスタークロマツを見ました…。
H
9月26日に参加予定の皆さん、クロマツの救出にご協力よろしくお願いします!

いよいよ本に! –その3–

2020年9月11日( カテゴリー: 本部発 )

こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
3連投
私が書籍用に用意したものはイラストと写真。
基本的にはこれまで冊子に掲載してきたものを使用するのですが、
プラスαで
・巻頭のカラーページに掲載する書籍の顔ともいう写真
・冊子には掲載できなかったけれど、あれば文章理解を進むであろう写真
・まだ刊行していないVol.13とVol.14用の写真
の選定をしました。
選定するといっても、これまでプロジェクトで撮ってきた写真は数万枚
その中から選ぶのですから、相当なもの
いい写真はたいてい印刷物やブログなどで使用しているのですが、他にも掘り出し物があるはず・・・という考えのもと、写真フォルダを開けて上から下まで見て、また別のフォルダを開けての作業の繰り返し。
やっと見つけても
「この写真、どっかで使ってたよね・・・」と小林さんからひと言あれば、また探す・・・・
それでも適当な写真が無ければ、持っていそうな方に連絡して提供していただく。
再生の会の方々が作業をしている写真は、数万枚から再生の会の方が写っている写真2841枚を選びだし、その中から選んだ1枚です。1枚の写真の裏に2841枚が重なっているのです!!
映画のヒロインのオーディションのような高倍率(^^;)
編集者への提出期限間際に写真の提供をお願いして、快く対応してくださったボランティアの三浦さんには感謝感謝です。ありがとうございました。
書籍はやっと原稿が編集者へ渡ったところです。
この後、書籍用に編集の作業があり、写真のレイアウトをし、表紙を決め、帯をつけなどと作業が続いていくものと思います。
書籍発刊は11月中旬~下旬を予定しています。
詳しいことが決まったら報告します!
楽しみにお待ちください(*^-^*)
私自身、どんな表紙になるのか、とても楽しみにしているところです

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