ふと感じた1年の手ごたえ
12月2日~4日、例年と同様、仙台駅改札前と㈱ニコンのギャラリーで写真展を開催しました。写真パネルは㈱ニコンのご理解で大幅増刷。本社室長は私と同じ3日間接客。本社社員の加勢の他に、宮城の社員さんも休みを取って接客説明してくださる方まで。場所代は昨年同様「三井物産環境基金」の助成をいただいています。
「仙台駅写真展」は去年の結果から考えても、毎年一回必ず開催すべき場所と考えています。
私たちの広報力は限られており、出るところに出て、報告し、発信し続けなければなりません。
人からいただいている寄付金で仕事しているのですから。
報告義務、説明責任に終わりはないと考えています。
河北新報社は、写真展開催を報道してくださいました。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141203_15010.html
その力は抜群で、オイスカの会員や寄付者、ボランティアの方が立ち寄ってくださいました。
来れなくても新聞は見たよという声も、もちろんたくさん頂きました。
メディアの力に限りません。
様々な見えない後押しをいただいていることを実感せざるを得ません。
ご支援いただいている方々が口々に言う「微力ですが」とは、私が毎日思っていること。
ですが微力が集まればスゴイことになりますよね。
また1年頑張れたのは、応援してくださっている方の思いが、
無意識に乗り移っているからのように思っています。
写真展で説明に当たったのは、宮城テレビ放送㈱特別顧問までされて、
オイスカ宮城県支部事務局を、ボランティアを毎日フルタイムで担ってくださる79歳の小野さんをはじめ
オイスカ個人会員や、いつも本当に体を張ってご一緒下さるニコン社員の皆さま。
ご来訪いただいた方と、説明している方との、支援者同士のつながりが、また生れた気がします。
しかし、感心しました。
説明する方はどうして皆こんなに堂々とできるのか。
怖いものなしのように見えました。
自分の意思で、繰り返し現場に来た実体験があるから出来るのだと思います。
例えば仙台トヨペット社員や、前田建設工業東北支社社員などなど、ちゃんと前もって頼めば、
写真展に毎日たとえ1,000人来ても、オイスカ職員は私一人で十分。
最後の最後、片づけを手伝ってくれたのは行政当局の方。
われわれ大チーム、この一年で強烈な進歩をしたと思います。
そういうことを感じた3日間の写真展でした。
寒い中、本当にありがとうございました。
心から嬉しく思っています。
福岡北西部の3つの海岸林
玄界灘に面する津々浦々の海岸林を紹介します。
インターネットで航空写真を見ると、この地域には幾つもの松原があることが分かります。
歩いてみて、これまで見てきた全国の松原とは違う、地域参画の姿を垣間見ました。
●長浜海岸の松原
全長3km。入りやすさが際立つ、素朴で素晴らしい松原です。
(間違えて写真を保存できませんでした…)
松原の中には「元寇防塁」が史跡として残っています。
元寇防塁の説明もある東屋もあり、
数時間の滞在中も、散歩する地域の人を多く見かけました。
林床はススキなども刈り払い、集積され、松葉掻きまでされているので、遠くまで見渡せます。
だから「松ぼっくりゴルフ」をすることもできます。やっていいかは別として。
後背地では、さらに松原の幅を広げようと、住民組織「今津松原を守る会」が植栽・育林している
との表示も確認しました。
●生の松原(いくのまつばら)
福岡に住む人なら誰でも知っているのかもしれません。全長1.8km、40ha。
ここも「元寇防塁」があり、また「松ぼっくりゴルフ」をする人も見かけました。
ここは九州大学の演習林となっており、事務所があります。
地域住民の「生の松原森林保全会議」「生の松原森林公園愛護会」などの用具入れもありました。
どのような役割分担になっているのか、いつか伺ってみたいと思います。
松原の幅は分厚く、前線は松、後ろは広葉樹を積極的に活用し、立派な公園になっています。
●幣の松原(にぎのまつばら)
牡蠣で有名な福岡県糸島市。
サーファーがたくさんいます。全長6km・幅数百mの大きな松原。
砂丘も高く、人家は海からも遠く、ここは中でも風当たりが強いのだろうと思いました。
林業会社の方が伐採木の搬出をしていました。
聞くと、H22・23年に松くい虫防除の薬剤散布を中止せざるを得なくなってから(H25年には再開)
一気に松くい虫が侵入し、「壊滅的打撃」を受けたとのこと。
植栽したばかりの松苗が砂丘上に延々広がっていました。
地域住民も事態を深刻にとらえ、行政との協働を開始しているようです。
まさに松を植えるしかない条件の場所でした。
遠い将来、名取で、松葉掻きして「松ぼっくりゴルフ」まで出来る松原であるべきかは別として、
行政と民間などの協働は、参考になることが多いだろうと感じました。
多くの人に親しまれる海岸林へ
有田の陶器まつりで、NPO法人「唐津環境防災推進機構」(KANNE)の藤田さんを訪ねた時、「虹の松原」のポケット地図をいただきました。
発行元は「虹ノ松原保護対策協議会」。
これは素敵。
手のひらサイズにも関わらず見やすい大きな字。
織り目に工夫がされており、何度折りたたんでも、キレイに元に戻り、破れない地図。「ミウラ折り」として特許を持っているものだそうです。ひとりで感心してました。
海岸林オタクでなくても、これなら敷居が低く、手にして歩きたくなるのでは。
同業だけでなく、様々な分野の人たちが関わっているから、こういうアイテムが出来るのでしょう。
「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれていることから
唐津観光協会では「ツーデーウオーク」という行事も開催しています。
ネットで調べると、全国でたくさん行われているんですね。
林業関係者、森林に関係していない人にも親しめる工夫をしている松原を思い出します。
・北海道えりも町・襟裳岬海岸林では、強風に十分耐える大きな展望台や木製の散策路。
存分に苦闘の歴史が伝わる案内板や、植栽年が分かる表示板。
・秋田県能代市・風の松原では、1,000haに及ぶ広大な海岸林に、縦横無尽な散策路と案内板。
・千葉県山武市・蓮沼海岸では、無料で遊び応えある大きな遊園地と大展望台。
遊園地なのに駐車場はタダ。散策路は松くい虫防除の作業道を兼ねてうまく設計されていた。
・遠州灘海岸林では、小学生でもわかるイラストで海岸林の存在の意味を徹底して伝えていた。
・香川県東さぬき市の津田の松原は、文科系として短歌や俳句のポストがあり、体育系には
クロスカントリー大会が開催され、ファミリー系・児童系に多くの遊具が設置され、道の駅もある。
「5分間私を使ってください」との看板とともにあるたくさんの「熊手」が印象的。
やっぱり、何のための海岸林なのか、広報することは非常に大事なことと思います。
みんな知りませんし、税金も使っているのだから説明責任もあると思います。
ところで、名取の海岸林の背後には広大な農地とともに仙台空港があります。
来年度の民営化に向け、12月5日の河北新報には「企業グループは4つに絞られた」との報道が。http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141205_11018.html
原則論として、周辺地域の活性化策も審査条件に入っていると聞いています。
復興への道は単純な話ではなく、空港周辺の将来像が見えてくるのはこれからだと思います。
私たちは虹ノ松原などを見習い、クロスセクターの情報収集、情報発信もしたいと思いました。
仙台空港周辺地域で仕事をするものとして、多くの人に親しまれる海岸林を目指し、
「名取市民の森」への理解を得ながら、復興の一端を担う仕事をしたいと思います。
佐賀県唐津市「虹の松原」
有田から伊万里を抜けて唐津市、虹ノ松原へ。
陶器もゆっくり見たかった。でも日没が迫っている。
海岸林に行くと必ず高いところを探します。
何とか上から見てみたいのです。
「鏡山」という山のてっぺんへ。
展望台がある。絶景です。観光客がたくさん。
黒田官兵衛も、伊達政宗も、朝鮮出兵でこの玄界灘を渡ったのだ。
虹の松原は全長4.5km。幅500m。カメラに入りきらないぐらいの巨大な姿。
(名取の海岸林は全長5km。幅200m~250m)
すこし残念だったのは、ここに来るのは地元以外の観光客だとは思いますが、
それでも多くの人に松原のことを自動的に知ってもらい、
海岸林の存在意義、松くい虫防除の必要性などを広報啓発できる場所なのに、目立つ記述がないこと。
おそらく、森林関係当局や関係者を中心に、観光当局へ働きかけをしているところなのだろう。
「にじまつまもる」君のパンフレットなどが設置されるのは近いのでは?
ここ虹の松原でこれから勉強したいのは、
基本計画である「虹の松原保全・再生対策調査報告書」。
国・県・市や各種団体などからなる「虹の松原保護対策協議会」(虹対協)という組織と、
各種ボランティア団体の窓口となる「NPO法人唐津環境防災推進機構」(KANNE)
それぞれの役割分担や運営方法。
名取での植栽は始まったばかりですが、時はあっという間に過ぎる。
ポスト2020年に向けて、各セクター共同で、もう少し鮮明なカラーの未来図を描いてみたい。
唐津城天守閣からの眺望は見れなかった。
森には日没まで1時間ぐらいしか居れなかった。
宮城に戻ってすぐ、行政当局の方と話をする機会があり、
「いつか一緒に研修に行きませんか?」と言ってみました。
九州場所に合わせて、髙田川部屋のちゃんこ狙いで。
玄界灘の4つの海岸林
福岡のオイスカ西日本研修センターで職員研修があり、3連休を活かして先乗りし、
佐賀県唐津市の「虹の松原」、福岡市の「長浜海岸」「生の松原」「幣の松原」に行きました。
日本三大松原
①静岡市 「三保の松原」(名勝・世界遺産、民有林・国有林など約200ha)
②敦賀市 「気比の松原」(名勝・若狭湾国定公園内、全長1.5km 国有林約40ha)
③唐津市 「虹の松原」 (特別名勝・玄界灘国定公園内 全長4.5km、幅500m、国有林216ha)
唐津市「虹の松原」は特別名勝です。したがって文化財保護法によって守られています。玄界灘国定公園内でもあるので自然公園法にも、飛砂防備など重要機能があり森林法にも守られています。
今回、3大松原をすべて訪ね終わり、「美しく保たれねばならない」のが共通項と感じました。(名取は自然公園法にも文化財保護法にもかからないので、保全の仕方は同じではないと思います)
そして、玄界灘からの北西の風に向き合う数多ある海岸林は、虹ノ松原と同様に、行政・市民が協力している姿を想像しました。
隣に位置する福岡市の3つの松原も、虹ノ松原と競うかのように手入れされていました。
その松原の中で「松ぼっくりゴルフ」やっている人を初めて見ました。絶対まっすぐ飛ばないし、思わず笑ってしまって、睨まれてしまいました。
「秋の有田陶磁器まつり」で啓発活動をしているNPO法人「唐津環境防災推進機構」事務局長の藤田和歌子さんを市民参加の現状を聞きたい一心で無理矢理訪ね、出演前の忙しいところ、少しだけお話を伺うことができました。
聞き間違えでなければ、年間6,000人もの市民が参加されているそうです。
それでも「一人畳一畳分」、「まだ全体の2割の面積にしか届かない」というコメントでした。ですが、40haも市民の力で行えているというのは素晴らしいことだと思いました。
毎年続けるのですから!!
その一言を聞けただけでも、初視察の意味があった。
次はしっかりアポイントを取って、様々な関係者から話を伺おうと思いました。
襟裳岬で「町民の5人に一人は参加する。参加者が多すぎて…」と聞いたように、
きっとここには、将来の「名取市海岸林を守る会」に必要な何かがある。
市民参画の未来像として参考にすべきものが。
帰路、九州場所千秋楽、白鵬が大鵬に並ぶ優勝を遂げました。
オイスカ西日本研修センターは大所帯の髙田川部屋(親方:元安芸乃島)の宿舎。
千秋楽パーティーに参加できるので、ワクワクしながら見知らぬ土地の夜道を急ぎました。
浜松と愛知での活動報告会
11月22日と27日、静岡県浜松市と愛知県豊田市で活動報告会を行いました。
まず浜松。コチラはオイスカの会員さんが100%。
いつものように、まず地元の海岸林について。
遠州灘100kmに延々と続く海岸林は、何度も何度も行きました。
→コチラ
「人工斜め35度砂丘」が遠州灘海岸林の技術のポイントであったこと、静岡県・浜松市が開催の海岸林再生検討会座長の太田猛彦先生との情報交換の数々など。最後までご出席くださった県議会議員お二人からは、懇親会でもたくさんご質問頂きました。そして浜松の女性会員組織からご寄附をいただきました。
次に愛知県豊田市。豊田東名ライオンズクラブの第955回定例会。クラブの半数以上がオイスカ会員でもあります。このクラブは、フィリピン・ネグロス島のプロジェクトを支援して20数年。植林ボランティアは23年間継続して実施。自分が行くだけでなく、学校の教員の参加も後押ししています。素晴らしい!ここでは、伊良湖の海岸林160ha、内陸防風林55haが「鈴鹿おろし」から内地を守り、600haもの壮大な農地、1,400戸の農業を維持している様も話しました。 クラブからご寄附もいただきました。 →コチラ
開催にご尽力くださった、浜松の友田さん、内山さんや水戸さんほか皆様、
豊田の佐藤さんやオイスカ中部日本研修センターの同僚はみんな現場に何度も来てくれています。
今回聞いてくださった方は、来年必ず誰かが来てくれると思います。
そうやって、人づて口づてで、海岸林再生の輪を広げてゆきたいと思います。
私は風化なんて全く気になりません。
ブログがすっかり滞ってしまいました。
「11月27日」に書いていたものから。気を取り直して今後も発信し続けます。
8日間の地方巡業を何とか終えて、名鉄小牧線「小牧口」駅から東京に帰京する車中です。
今ごろ、読売新聞夕刊コラム(27日)に名取市海岸林再生の会の
森幸一さんが登場してるのでしょうが、まだ新聞を買う環境にない。
11月20・21日宮城での事業計画立案、21日東京で企業・団体向け情報交換会、22日浜松での活動報告会、23・24日佐賀・福岡の海岸林実踏4ヵ所、25・26日オイスカ西日本研修センターでの職員研修会、(九州場所の髙田川部屋30名の宿舎です!!)
27日は豊田東名ライオンズクラブでの活動報告会、CKD㈱本社(小牧市)訪問。
最後は食あたり+39℃の熱との戦いでした。
この間、リュックを無くし、名刺入れも落とし、出迎えの時間を間違えて伝え、仏頂面して周りの多くの人に手間と迷惑をかけ……「能力以上の仕事をするな」という点で完敗です。ですが、それでも「向こう脛の傷を厭わず」という気持ちで前に進みます。
つい先ほど、佐々木一十郎名取市長の講演会の日時が決まりました。1月28日(水)15:00~17:00に東京九段下のグランドパレスホテルです。共催の経済同友会や名取市役所の皆様にお世話になります。
帰宅は最終電車ぐらいかな。明日には体調を完全に戻そう。
cf.でっかいリュック、名刺入れは後日すべて手元に戻りました。
クロマツのこと その2
広報室の林です。
以前「クロマツのこと」と題し、頂芽や花のことをご紹介しました。
今回注目したいのは球果、マツボックリのこと。
プロジェクトで見るマツの花も、それが時を経てマツボックリの形に育ってきたものもすべて上を向いているのに、福岡の海岸林で大きくなったクロマツの木を見たらマツボックリは全て下を向いていました!
種子を落としやすくするために下向きになるでしょうか??
私は自分自身が全くクロマツのことを分かっていないので、
疑問が浮かんだ時にまずそれが、本当は誰でも知っているようなことなのか、
ある程度勉強している人でも知らないことなのかをそれとな~く確認します。
たいていはプロジェクト担当の吉田に聞いてみるのですが、
吉田も知らない場合は清藤先生に質問をします。
今回は東京に戻ってきてから自分で調べてみました。
クロマツは花は上向きにつき、(それがマツボックリになり)ある程度成熟すると下向きになるのだそう。
受粉が必要な間は上を向いていて、種子をばらまく必要が出てきたら下を向くのだろうと想像しました。子孫を増やすためにいろいろな工夫をしている植物って本当に素晴らしい!!
福岡の海岸林視察中に見覚えのあるイラストがついた看板を発見しました。海からの風や潮をマツたちが頑張って防ぎ、背後の家屋を守っていることがとてもよく分かるイラストです。
以前、これと同じイラストの看板を静岡県の海岸林でも見かけて、これは分かりやすい!と思い、このブログで紹介したところ、ある自治体の方から「同じものを作りたい。先方の自治体に問い合わせたいのでどこの看板か教えてもらいたい」と問い合わせがありました。
海岸林を守るためには、地域住民がその存在意義を理解しなければなりません。今回視察した海岸林でも、全国で問題になっているマツクイの被害が出ている箇所がありました。もともとの住民はその重要性を理解しているため、薬剤の空中散布などに対しても反対はしなかったものの、新しくこの地域に移動してきた人たちからの反対で空中散布ができなくなってしまったとの話も聞きました。
ひとたびその被害が広がれば、海岸林がなくなってしまいます。津波が来たわけでもないのに。
目の前に大きな変化は生じませんが、啓発活動はとても大切なこと。
植栽だけが大切なのではありません。
植栽した苗木を守っていく人たちを増やす啓発活動を、
地道にじっくり続けていかなければならないことを改めて実感しました。
海岸林での楽しみ発見!
広報室の林です。
海岸林オタクにつきあい、福岡県で海岸林視察をしていた時、
ゴルフの練習をしているおじさんに出会いました。
吉田が別の場所を見た時にも同じように練習している人がいたのだそう。ほかの海岸林で見たことがないので福岡ならではの光景なのかもしれません。
おじさんは素振りをしているわけではありません。そして、ゴルフボールを打っているわけでもありません。では、何を打っていると思いますか??
・・・・・・そう、松林にいくらでも落ちている松ぼっくりです。
一緒にいた部長が「人は打ったり蹴ったりするとストレスが発散できるんだね、きっと」というので、足元の松ぼっくりを思いっきり蹴ってみました。
びっくり! ものすごいスッキリ感!!
日頃無理難題ばかりを持ってくるプロジェクト担当のYにぶつけてやろうと、何度も何度も蹴ってみましたが当たらず・・・・・・。
それでも思いっきり蹴るって楽しいなぁと。
いくらでもある松ぼっくり。蹴ったものを拾いに行く必要もありません。
おじさんもお金のかからないゴルフの打ちっぱなしに来ているようなものでしょう。
プロジェクトの海岸林も、地元のおじさんがゴルフの練習に来るような、そんな林に育ってくれたらいいなぁと思いました。