嬉! 久々の水やり
2013年4月2日( カテゴリー: 現場レポート )
名取の沿岸部は、春を感じるような木々はないものの、
内陸に行けばフキノトウが出て、梅が咲き始めました。
ここしばらく全く雨が降らず、宮城全域で山火事が頻発し、連日新聞に出ています。
3月30日には久々の雨が降りました。
そんな天気予報も睨みつつ、根切りを行った直後、やはり即、水やりです。第1育苗場は、大昔は海。山の砂が堆積して、何百年かけて砂浜が前進したところ。
100m掘っても砂地と言われています。とにかく表面は砂ですから、これから水やりは欠かせません。
昨年9月、まだマツらしい痛さのない、柔らかい葉でした。その時に最後の水やりをして、それ以降は冬越しをするために、肥料も水もやらず、上方に成長させず、固くて強い葉になるよう仕立ててきました。
育苗場には何本か井戸が掘ってあります。
最初は黄緑色の不凍液が出てきました。
久々ですから。
地元の人は、昨日まで地域の旅行でずっと一緒だった延長もあって
凄まじい冗談が飛び交います。しかし、手足だけは動いています。
これからは、毎日何かの仕事が畑で続きます。
今季の幕開けを肌で感じました。