「新」海岸林リーダーの学びレポート その1
これまで海岸林リーダーの学びをレポートしてきましたが、
第2回読書感想文コンクール実施、海岸林リーダー3名が新たに誕生!
(3名の作品はこちらからご覧いただけます)
「新」海岸林リーダーの学びレポートとして報告していきます。
2月18日(土)には、初顔合わせとなるオリエンテーションを実施。
今回は東京の本部事務所のインターン生、青山さんも合流して
「海岸林再生プロジェクト」の見学や3月の九州視察ツアーの説明などを行いました。
育苗を担ってくださった「名取市海岸林再生の会」の副会長桜井重夫さんから
震災前に営んでいた農業のこと、震災後に一変した生活のこと、そして現在の
ご自身の農業の取り組みなどについてお話を聞きました。
最年少リーダーは、高校1年生。自分自身の被災体験の記憶はほとんどないと言います。
被災された方から直接お話を聞くのは、とても貴重な体験となりました。
植栽現場では、現在行われている本数調整伐(間伐)を見学。
伐採した木を各自1本ずつではありますが、運び出す作業を体験。
また、森林組合の皆さんのご厚意で、チェーンソーも体験。
伐採した木を固定していただき、それぞれチェーンソーとノコギリとを使って切ってみました。
使わせてもらったのは小さなチェーンソーで比較的軽いものでしたが、
大きなチェーンソーも持たせてもらい、重さを実感。
また、こまめに目立てを行うことなど、道具の管理の重要性などについてもお話を伺いました。
また、海岸林の歴史を学ぶため、昭和30年代に建てられた石碑「愛林碑」を見学。
「名取市海岸林再生の会」によって建てられた石碑も、もちろん見学しました。
「名取市民の森」として育てているこの松林での学び、そして3月の九州視察ツアーでの学びを
もとに、これからリーダーたちがどのように行動してくれるのか楽しみです。