土壌の物理性調査とクロマツ生育モニタリング調査をしながら、
ついつい、気になる草は刈ってしまう。
そろそろ1つ手荷物を増やして、鋸や鉈も持って歩こうか。
雑木類が増え、剪定鋏だけじゃキビシくなってきた。
刈りたくなるものばかりではない。
植栽年ごとに、毎年出てくる雑草・雑木の種類が変わるのは面白い。
いままで見なかったきれいな花がクロマツの隣で咲いている。
風で種が飛んできたのだろう。毎年、季節ごとに色々な花を見る。
でも、その花の命は永遠ではなく、いつかクロマツが生長して鬱閉したら、
光を得られなくなり、そこでは咲かなくなる。
海岸林の現場は、ボランティアにもキビシイ。
でも、その中に色々な楽しみ方があることを伝えてゆけるよう、
現場百遍で、私たちが先頭を歩きたい。