「2・3月の」葛刈り&薬剤枯殺試験の結果
吉田です。やはり、葛刈りは夏にするのが王道だとは思います。ですが、真夏の異常な暑さ、広大な面積への対応、労務平準化などの観点から、「吉田!、冬に葛刈りをテストしてくんね~か」と佐々木統括。「それはぜひ!」と即応して、今年2・3月に、ベテランボランティアとともに一番酷い場所でテストしてみました。
その様子を報告したブログはコチラ。下の写真は、まったく同じ場所ではないですが、すぐ近く。このようなジャングル状態の「内側」が試験地です。(2025年9月)

下の写真は、2月に葛という葛の根元、着地点のすべてを辿り、その一つ一つに除草剤塗布をし終えて「試験地」設定する経過です。


施工開始。地面が見えるまで枯れ落ちた葛をどけます。

そしてこの上下の写真は、5月28日の同じ場所。名取のオイスカ協定外や、他市町では、すでに葛が松のてっぺんまで登っているのが見えます。

下の写真は、こういう試験地の幾列のいま。写真ではわかりづらいですが、これでも枯死せず、生えてきているのもあります。ですが緑色の草の大半は「葛以外」です。超ベテランだけで作業したというのもありますが、激減させたのは間違いありません。作業の際、切り口に薬剤を塗布すると、冬でもすぐに変色したのを見て、期待してました。2027年冬~春は、動き方を工夫します。






2025年度 生長モニタリング調査 写真報告
吉田です。2014年からボランティアの皆さんと毎年計測を続けています。100ha内の調査個所は現在41ヵ所です。本数調整伐前後の数値の比較、とくに、森林の健全性、強靭さ、樹高に相応しい幹の太さを示す「形状比」(樹高÷胸高直径)という数値が見どころです。70前後、70以下を保つよう意識しています。60以下は極めて強い、ずんぐりむっくりの森林と考えています。健全ということは、すなわち、旺盛な枝葉の量、見えない部分である根系の豊かさの証明です。100頁を越えるボリュームで、目を通していただくのも申し訳なく思いますが、我々にとっては、毎年ドキドキしながら目を通す、非常に重要な「通信簿」のような存在であり、間伐のタイミングを計る大事なデータでもあります。

