7月26・27日 サミット・レイバー・ユニオン レポート 

2023年7月31日( カテゴリー: 現場レポート )

 吉田です。期末試験中の和泉君(SOMPO環境財団インターン)に代わって、レポートします。

 首都圏のスーパーマーケット大手「サミット」の労働組合が4年ぶりに来訪。杉並区にある組合本部事務所はオイスカ本部から一駅。完全に徒歩圏内です。

 酷暑のなか各店舗から集った17名が、名取市海岸林東北端で葛刈りに大汗をかいてくれました。ここのところ、午前中は風が2m/s程度で、午後は4m/sになる日が続きました。海側最前列のこの場所は、まだ風の恩恵を受けられるのが救いです。けれども、林内に潜って、四つん這いになるこの作業では、なかなか風は届きません。せめてもの工夫は、風上方向に顔を向けて作業すること。ときどきですがイイ風が来ます。

 私と組合員の一人がそれぞれ2ヵ所、いつものフタモンアシナガバチに刺されてしまいましたが、現場で治療し、少し休んで復帰しました。このハチはマツの枝の下や、防風垣の中に雨宿りするように巣を作ります。今年はよく刺されますが、何日か腫れと痒みが残ります。毎年春先に、スズメバチに巣を作られないよう「誘引液」を設置していますが、アシナガバチの女王バチには効果がありません。打つ手なし。刺されないためには、気をつけることと、巣を見つけること以外ありません。

 皆さん、そういう中でよく頑張ってくれました。終礼で感想を聞いたところ、22歳の若い方がなんとも涼しげな表情で「楽しかった」と言ってのけました。気力体力の充実した人たちが来てくれることをとてもうれしく思いました。

 夕食懇談会の席で、「このプロジェクトを単組として支援してくれているスーパーマーケットの労組は、ライフ・マルエツ・サミット」と紹介したところ、「合同開催を検討してみたい」とのリアクションがありました。「同業として一緒に」の発想は、化学総連が8年続けています。来年度に向けてオイスカの立場からも働きかけてみます。

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