6/9(金)-10(土) 化学総連・全積水化学労連 ボランティアレポート

【※本記事には毛虫の写真があります】

SOMPO環境財団インターン生(宮城大学4年)の和泉です。
6/9(金)と6/10(土)の2日間、化学総連の総勢100名の皆さんと一緒に活動しました!その中でも積水は倍率が2倍超えと人気だったようで、100名のうち50名が積水という大所帯での参加でした。(積水は1日目のみ参加)

本部からは浅野さんとフィリピン人職員のグラゼンさん、地元からは大槻さんと森さんが駆けつけてくださいました。グラゼンさんは第一回海岸林リーダー報告会でお会いして以来、久々の再会です!

1日目はあいにくの雨空。午前中に現場の見回りに行った際はLLサイズ溝が水浸しになっていました。午後から始まる作業をやるかどうか決めかねていたところ、たちまち化学総連から「やりましょう!」と声が上がりました。そんなやる気に応えるように、現場に到着する頃にはほとんど雨が上がっていました。

今回の作業は葛刈りと枝払い。蒸し暑い環境ではありましたが、皆さん集中して取り組んでくださいました!

特に目立ったのはこの虫。名前を「マツカレハ(通称“マツケムシ”)」と言います。名取では2020年に大発生して以来のようで、私も本物は初めて見ました。
このマツカレハ、幼虫が葉っぱを食べてマツを枯らしてしまうほか、体を覆う毛束に刺されると痛みや痒みを伴いながら大きく腫れあがってしまいます。ボランティアの安全確保のためにも、殺虫剤などを使いながら地道に駆除していかなくてはなりません。一本のマツに5匹いることも珍しくなく、ある方は「もう100匹以上はやりましたかねぇ。」と苦笑い。
実はこの前日、オイスカの浅野さんが飛んできた毛?にやられてしまったらしく、首・腕・脚まで赤くなっていました。(浅野さん曰く、黒とオレンジのモンシロドクガのような毛虫によるものとのこと)症状は患部の痒み程度ということで一安心です……。

2日目は打って変わって快晴。前日の作業をさらに詰めていきます。
化学総連の皆さんも、もう慣れっこと言わんばかりの手際の良さを見せてくれました。買い足したキンチョールを片手にどんどん進んでいきます!
最後に払った枝を外に運び出すと綺麗な一本道ができました。とても達成感のある光景でした!

2日間に渡る作業も無事終了。今回は作業もさることながら、参加者の方々やグラゼンさんから貴重なお話を伺うことができたことが、私にとって一番の収穫でした。インターン生としての活動が始まった今こそ、自ら学びに行く姿勢を大切に活動していきたいです。

皆さん、本当にお疲れさまでした!!

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