海岸林リーダーの学びレポート その2

2022年12月9日( カテゴリー: 若い人たちより。また、若い人たちへ )

本部・啓発普及部の林です。
今日から宮城海岸林リーダーの九州視察研修がスタート。

9時に仙台空港に集合すると、アイベックスエアラインズの仙台所長さんはじめ、日ごろからボランティアに参加してくださっている社員の皆さんがお見送りに集まってくださいました。
リーダーたちは大人たちに囲まれて緊張していたはず……。
今回同行してくださる読書感想文コンクール審査委員長の小林さんからは「松林での学びはもちろんだけど、ご両親や学校の先生ではない大人の人たちの中での活動はあまり経験がないことだと思うので、そうしたこともよい体験になると思う」とお話していただきました。
保安検査場の中に入るまで皆さんにお見送りいただきました。

飛行機に乗るのが初めてだというメンバーもいましたが、フライトアテンダントの方が、気遣ってくださり何度も声をかけてくださっていて、リラックスした様子でした。

福岡空港に到着し、吉田と合流。車で生の松原へ。アカマツが多い、一部広葉樹が生えてきているといった名取の海岸林とは違う松林の様子を見学。また、同じ生の松原のなかでも林床に生える草の違い、松葉の下の土の違いなどに目を向け、熱心にメモを取る様子も。「事前に資料で得た知識だけではわからないことが学べた」との声が聞かれました。

宿泊先である西日本研修センターに到着すると、7ヵ国の研修生たちが待っていて、自国の紹介をしてくれました。モンゴル相撲を紹介した研修生には「モンゴル相撲の漫画を読んだことがある」「この服の名前は何ですか?」といった反応があるなど、コミュニケーションがしっかりとれていました。
これまでも外国人との交流の場があったものの、1対1でじっくり話をする機会がなかったという参加者が多く、松林の学びとはまた違った貴重な体験ができたようです。

夜は歌あり踊りありの懇親会も。研修センターのスタッフや研修生たちが見守る中、海岸林リーダー任命証が皆さんに渡されました。

明日は佐賀の虹ノ松原へ。地元の高校生と一緒に除伐体験をする予定です。
はじめての場所にやってきて、知らない人たち、しかも外国人も大勢いる中でしたが、積極的な姿勢で頑張ってくれました。おつかれさまでした。

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