【現場写真多数】8月10日 自主的に集まったボランティアで草刈り
2020年8月12日( カテゴリー: 現場レポート )
吉田様
地元の三浦です。
公募のボランティアが中止になり、海岸林の黒松の様子が気になっていた昨今、偶然、想いを同じにする方々がいることを知りました。ご連絡差し上げていた通り、8月10日、個人の自己責任での作業として自主的ボランティア(自主ボラ)という形で、黒松に絡んでいるツル類取り作業をしてきましたので代表で報告します。
今回参加はイニシャルを取って3密ならぬ4M(森、松浦夫婦、三浦)のリピーター4名です(松浦父さん命名)
8/10(月、山の日)ハウス群のなかにある北釜ファーム8時集合で、地元ボランティアの大槻さんに現場の様子や優先作業等をお聞きし開始です。前日までの雨から一転、青空広がる作業には良すぎる天気でした。ひっきりなしに汗が出て、防風柵の上の風がなおさら心地よく感じられました。事前に下見をしたサイクリング道路がある北方面を見て、ある程度の大変さ(楽さ)は把握していたつもりでしたが、実際作業したのは岩沼市境~南半分の北釜残存林南端~防波堤の3.5Kmポイント付近までで、多少もくろみと違いました。ツル類以外はプロの方が草刈りした場所の様で背の高い草はありませんが、黒松にからんだり、からもうとしているツル類がある場所でした。多くは手のかからないいい状態でした。一部クズ畑、ツルマメ畑状態の様な箇所があり、作業しながらこれがいつも通リの人がいたらあっという間に終わるんだろうなと懐かしく思いやってました。
松浦父さんが終わり際にフタモンアシナガバチと巣を見つけましたが被害はありませんでした。
作業はそんなこんなでいつも通り自分ができることをできる範囲でやり、予定の範囲を当初注意いただいた熱中症、フタモンアシナガバチの被害もなく無事終わることができました。さらにおじさん、おばさんで、たそがれタイムもして心地良い風を感じました。
大人数で作業できる機会はまだ先の気がしますので、再開までは細々ですが個人の自己責任での作業という形で関りたいと思っています。宮城県内在住の方のみになると思いますが、黒松の様子が気になり、作業をやりたくてうずうずしている方は、自主ボラの関わり方をご理解いただいたうえで、連絡いただければ案内を差し上げることは可能です。窓口は東京本部の吉田さんたちまで。kaiganrin@oisca.org 03-3322-5161 (吉田より:次回は22日土曜日9時からで予定くださっているとのこと。県外含めた全体として、9月12日の公募ボランティアは出来るだけ実施したいと考えていますが)
作業は岩沼市側の境から防波堤表示の3.5kmポイントを実施しました。(つまり、名取市海岸林の南から1.5㎞×200mを点検いただいたことになります)
(北釜ゲートの北側の残存林の北端付近)のツル類の除去
北釜ゲートの北側の残存林はチェック、作業できませんでした(吉田より:ここは篠竹の切断面が鋭利で怪我しやすいため、ボランティアを入れないことにしています)
北釜ゲートの南側の残存林隣の防風柵側のクズについて、黒松に絡んでいるものを中心に除去しカットしましたが、かなり密なのでたどって元からのカットはしていません。次に伸びてきたら薬剤処理必要と思います。(吉田より:ここは佐々木勝義さん率いる松島森林総合の担当箇所。9月末まで連日クズ処理をしますが、今年の繁茂は今までにないほどひどく、薬剤を使っていてはスピードが間に合わず、刈り取りに専念しています)
北釜ゲートの北側の防風柵側はツル類はほとんどありませんがオヒシバ、メヒシバが、肥料を横取りするかの様に黒松に近接して繁茂しています。以前別な場所で壺刈りした状態と同じ状態に見えました。(吉田より:かつてはこれら1年生イネ科植物を優先刈り取りしていましたが、いまはツルマメ、クズ、ニセアカシアを優先させています)
そちこちにありますが写真の目印が何の目印かわかれば教えて下さい。(吉田より、私たちも知らないんです。ドローン空撮・測量の関係かと)
前日まで雨が降りました。作業した場所は最奥の車道は冠水、植栽地は溝切り内に水はありますが、他は多少ぬかる程度で問題なしと思います。
吉田より:皆さんありがとうございました!最新状況、たすかります。クズ以外は、今のところ大したことない。でも、みるみるうちに、笑うしかない状況になるのがお盆明けの現場。8月中に東京本部チームも行きます。今日は在宅勤務しています。