日照不足と多雨

2019年7月29日( カテゴリー: 現場レポート )

今年の保育は、植栽開始の2014年以来、最速のスピードで進み、
下刈りは2巡目に入っています。プロ、ボランティアともに充実した
戦力を投入できたことが最大の要因です。

そのおかげで、溝切りの進捗も、予想を上回っています。
約4haに対し、2Lサイズ本線だけで450m。支線はその倍以上。

ですが、下刈りが順調だったもう一つの要因は「日照不足」と「低温」。
これによって雑草の成長スピードが遅かったのでは。
北東からの冷たい風「やませ」の日も、雨の日も多かった。
降水量は平年並みながら、少雨だった去年と比べれば倍。
フタモンアシナガバチも巣を作ろうとしていない。
今年のキノコは、種類・発生量ともに明らかに増加。

ツルマメは、いつも通り6月から抜き取り。2ヵ月弱で相当駆逐できました。
7月22日午後~23日午前、サミット・レイバー・ユニオンの40名は、
小雨の中、2日ともツルマメ。3.6ha・18,360本のクロマツの周りで
ゆっくり芽を出し、のんびり成長しているツルマメを
一掃してくれました。

お盆明けは、またものすごい草になるでしょう。
ところで、来年の今ごろはオリンピック。
ボランティアは減、天候は酷暑、草は増ってことがあるのかも?

2016年から毎年ツルマメに巻きつかれて変形したクロマツを、サミットの若い方が、見つけて知らせてくれました。2016年から毎年ツルマメに巻きつかれて変形したクロマツを、サミットの若い方が、見つけて知らせてくれました。

2016年から毎年ツルマメに巻きつかれて変形したクロマツを、サミットの若い方が、見つけて知らせてくれました


芽が出たばかりのほんの数㎝のもの、マツの根元から出て見つけづらいもの、徹底して抜き取りました。

芽が出たばかりのほんの数㎝のもの、マツの根元から出て見つけづらいもの、徹底して抜き取りました。


ヒラタケのように見えますが、おいしくはないそうです。

ヒラタケのように見えますが、おいしくはないそうです。

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