7月20日のボランティアの日、約160名の参加者。
つぼ刈り隊、ツルマメ抜き取り隊も編成し、70haの2巡目の草刈りも始めましたが、
多くの方に「溝切り」に当たっていただきました。ありがとうございました。
詳しくは続報されますが、掘った排水路の総距離を測り間違えたかもしれないので、
7月21日に確認に行きました。
結果は、2Lサイズ本線270m! 
*2Lサイズ=堀上1m×深さ70㎝×堀底50cm
*Lサイズの支線も同じぐらいの距離を掘ったでしょう。
一日でこんなに掘ったことはありません。
「花壇自動車大学校98名の150mには届かないだろうね」と思っていましたが、なんのなんの。
それにしても、年1回来てくださる東京の建設業「柿崎組」チーム40名の力は大きかった。
惚れ惚れしてしまう、怒涛のような仕事っぷり。
あと35m北まで掘り進めると、当初工事で掘り、その後、埋まってしまった
2Lサイズの東西溝「跡」40mにつながり、
それを掘りなおすと、遊水地につながる排水の大動脈としてつながります。
お盆前には必ずそこまで完成させ、9月からの多雨に間に合わせたいです。
日曜日なのに、指導者で松島森林総合の佐々木勝義さんも確認に来てくれました。
「その次は、防潮堤裾の作業道沿い、3Lサイズ排水路跡の掘りなおしだね」
「ほとんど堀だから、橋も架けよう」などと確認しました。
*3Lサイズとは堀上1m×深さ70㎝×堀底60㎝クラスを予定。
まずはそこまで完成すると、一番最近の2018年、約4haの多湿地に植えられ苦しんでいる苗木
約2万本は、目前の難から逃れることになります。
ここでの3月からの溝切りボランティアのバトンリレーは、まだ続きます。
われわれは「降った雨の8割は林床から排水する」という考え方で仕事を進めています。

北から2Lサイズ本線270mを撮影。

北から2Lサイズ本線270mを撮影。


南から撮影。左右は支線のLサイズ溝。本線と支線が完成したら、手前のように、本線の上に防風柵を戻す。

南から撮影。左右は支線のLサイズ溝。本線と支線が完成したら、手前のように、本線の上に防風柵を戻す。


 

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