58ポット 140部

2019年4月16日( カテゴリー: お助け隊員の声, 本部発 )

プロジェクト開始当初から継続してご支援くださっている川崎市の井上さんからレポートが届きましたのでご紹介します。
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3月21日、恒例の里山ボランティア早野聖地公園お彼岸バザーに花木の苗と海岸林再生プロジェクトの写真パネルを出品しました。花木苗バザーは通算21回目、写真パネル展は通算70回目です。
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里山ボランティアの仲間からの花の出品が今年は増えました。クリスマスローズ、桜草、えびね蘭、パンジー、珍しいところでは網笠ゆり、花を咲かせている中心に58ポットのお買い上げでした。額は小さいのですが、のちほど寄付金として里山ボランティアから届けます。
継続していることが大切と思っています。
「もう9年目ですか、がんばっているんですね」
「松の植林、こうやって見ると壮観ですね」
「キツネがいるって?アッ、本当だ」
子ギツネの写真は興味を示す方が多く、特に子どもさん連れにはアピールしていました。
寄付金パンフは持っていった140部は全て手渡し切りました。好天で墓参の人手もあったことが幸いしました。
4月に入った今は、近所のバラ苑5月7日~26日公開のお客様相手の写真パネル展と花木苗バザーの準備をしています。生前、「私の庭の花を好きなだけ持っていって海岸林再生支援バザーに使ってね」とおっしゃってくださっていた方の庭からいただいた「ムサシアブミ」「ブルーの花ニラ」「鈴蘭水仙」「ラッパ水仙」「園芸やぶ蘭」「アマリリス」などが新たにバザーに並びます。
バラ苑への通行路が変更されて人通りは少なくなる見込みだけれど、花木バザーだけに来たというリピーターもいるので、めげずに寄付金パンフ手渡し1000部をめざします。

珍しい「網笠ゆり」も出品しました

珍しい「網笠ゆり」も出品しました


(川崎市のクロマツお助け隊員・井上)
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井上さんのこの活動を通じて、どれほどの方がプロジェクトのことを知ってくださったでしょう?
マツのその後の成長を楽しみにしていてくださる方が少なくないことからも、井上さんの活動が与えている影響は大きいのだと思います。
私たちの手の届かないところで、広報をしてくださる井上さんはプロジェクトにとってなくてはならない存在です。

海岸林担当の鈴木です。
浜辺で発見したびっくりするもの。
小学5年生になった息子がレポートを書きました。原文そのままで記載します。稚拙な文章ですがお許しください。
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甲羅の大きさは60cmほどはあったように思います


~ウミガメについて~
松を植えた所の近くの海の砂浜の波打ち際で海水と遊んでいたら、母親によばれた。
母親の所に行くと、ウミガメの甲らの骨があった波打ち際から50mほどはなれていた。
甲らの骨があった近くを少しほってみると卵らしいものや甲らの骨の一部などがでてきた。
ウミガメがかわいそうだったので、砂浜におはかをほり、うめた。
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後日、東京に帰り、じむ所で吉田さんといっしょになにガメかを調べたら、
甲らに6対以上の肋甲板がある、
甲らが正円に近い、
とにかくりん板が多い、
5枚以上の椎甲板がある、
日本で見られる、
三陸でみられる
という条件にあてはまるヒメウミガメ(爬虫網カメ目ウミガメ科ヒメウミガメ属に分類、別名オリーブヒメウミガメ)かもしれないということが分かった。
じっさいに見つけたカメは
甲らに6対以上の肋甲板がある、
甲らが正円に近い、
とにかくりん板が多い、
5枚以上の椎甲板があるみたいだった。
その後、パソコンをいじくっていたら
『ウミガメの死体を見つけたら』というホームページがあった。
クリックしてみると『ウミガメの情報をください』と書かれていて、その下に『普段ウミガメに接する機会のない地域なかなか情報が得られないのが現状でした』と書かれていたので、三陸は北限くらいだったから、日本ウミガメ協議会事務局に報告しようと吉田さんが言い出しました。
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骨がみんなに見られちゃうとかわいそうだからお墓を作ってあげようよ~
お墓を作り終えると、防潮堤の上から吉田さんに「もう帰るよ~」と呼ばれ、駆け出しました。
しばらく行くと、「手を合わせるのわすれちゃったね」と言うので、少し離れたところからお墓に向かって2人で手を合わせました。
8日の月曜日は始業式の日、9時下校で早々に学校から帰宅した息子を連れて事務所に来ました。
家で書いてきたウミガメの原稿を吉田さんに見せると、ちょっと一緒に調べてみようか!と言い、
翌々日に6500字の原稿締切が迫っているにもかかわらず、息子につきあってウミガメのことを一緒に調べてくれました。
家でウミガメの原稿を書いたときには137文字だったので、吉田さんのおかげで3倍ほどの長さの文章になりました。子どもが興味を持っているときに一緒に調べ学習をすると興味が深まるのだと頭ではわかっているのですが、なかなかできないことを反省しました。
2人で調べているときは本当に楽しそうでした(*^-^*)
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えっ? 雪??

2019年4月16日( カテゴリー: 現場レポート )

海岸林担当の鈴木です。
4月11日の朝、何この景色?と思うような写真が名取事務所の菅野さんから送られてきました。

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4月11日朝の育苗場  雪をかぶった寒冷紗の下には、まだ10cmほどのクロマツ苗が寒さに凍えていることでしょう


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4月5日に仙台市でも桜が開花したというのに、その1週間後の景色がこれです


この日は再生の会のみなさんが苗の出荷作業をする日でした。
苗をコンテナごとビニールハウス内に運び、そこで抜き取り、出荷できるものを選別しダンボール箱詰め作業となります。
「茶色に変色してしまっている苗があって、出荷できるかどうか悩みながらの作業だから時間がかかって~」と菅野さん
まさか雪の中でこの作業をすることになろうとは!?

まさか雪の中でこの作業をすることになろうとは!?


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再生の会のみなさん、急な寒さで風邪をひかないように気を付けてくださいね。
それはさておき、
4月5日に植栽した寒さに慣れていない東京育ちの苗たちは大丈夫だろうか・・・???
どうか元気で大きくなりますように

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