こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
植栽場所に到着。
場所は広葉樹植栽エリアの中。
コナラなどの広葉樹が枯れてしまった場所へクロマツを補植しました。
まずは吉田が見本。
表面の草を鍬の刃の側面で横にどかし、4回鍬を入れる
コンテナ苗と土の際が地面の高さになるように穴を掘る
肥料をひとつかみ穴の中に撒きいれる
苗木袋から苗木を出して穴に入れて、土を埋め戻す
体重をかけて土を固める
最後に表面の草や木材チップをかけて完成
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何事も率先してやる性格ではない子どもたち、
大槻さんがさっさっと取り掛かり、事もなげに1本終了。
背中を押して、鍬を握ったものの、鍬の持ち方がわからない・・・
どっちの手が前?柄は身体のどっち側?足はどうするの?
やったことがないとわからないものなのですね

鍬初心者は持ち方も難しいようです

鍬初心者は持ち方も難しいようです


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左は娘、右はイラストレーターのico.さん


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身のこなしが軽い大槻さん(右)とお孫さんと同い年の息子と仲良く植栽


たっぷり時間をかけて19本を植えました。
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「39」の標識の隣に植えたのは2世マツ


19本の中に大事にしていた苗が1本ありました。
現場から持ち帰った松ぼっくりから出てきた種から育てた苗です。
2世苗です。
ひ弱だったので成長を心配しましたが、植栽時の苗高は24cmとほぼ平均値。
目印となる「39」という標識の隣に植えたので、成長観察できそうです。
枯れないで元気に育ちますように・・・
「この場所は枯れたら目立つなぁ。枯れないように気を付けないとなぁ」と誰に言うでもなく吉田が言いました。
“苗半作(苗の出来栄えがその後の成長に大きく関わる)”のだと広報物やホームぺージなどにたびたび使ってきた言葉、この言葉が自分にのしかかってこようとは!?
どうか無事に元気に育ちますように!
とはいえ、
植えた後の管理をボランティアのみなさんにお願いすることになってしまうのは申し訳ないなぁという思いがあります。
あらためて、この35万本のクロマツがたくさんの人の力で成長していることを感じます。
↓↓↓ 一緒に植栽した小学5年の息子の感想です(原文そのままで失礼します)↓↓↓
~松について~
松を植える場所の近くにあるざっ草などをくわでひっこぬくのに力がいり、少しつかれた。
また、くわをボスッとやるのはボスっと土にくわが入るからきもちよかった。
松を植えるのはいろいろなやることがあり、たいへんだった。
深く植えすぎても、浅く植えすぎても松はかれてしまうので、ちょうどよい高さで植えることを心がけた。
松の高さ、太さを正かくに計るのはすこしむずかしかったが、なれるとラクにでき、楽しかった。
海岸林のところには、キツネ、ネズミ、タヌキ、キジ、ヒバリなどの動物がいて、その内のネズミは松をかじってしまうので、注意が必要だと思った。
年長のときと、小学校1年生のときに世話をした松が大きくなっていてうれしかった。
くわが「ボスっと」はいるのがきもちいい

くわが「ボスっと」はいるのがきもちいい

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