【観察日記】植樹の時 その①
2019年4月11日( カテゴリー: 本部発, 東京本部のクロマツ苗「観察日記」 )
こんにちは
海岸林担当の鈴木です。
吉田の車で名取に運ばれた苗たち。
2日ほど車の中で過ごしたところ、なんとアブラムシが少なくなってました。
どこに逃げ出したのかな? 車の中??(*_*;
吉田が名取事務所の佐々木統括に背丈と根元幹の太さを報告したところ、「なかなかいい苗じゃないか」とお墨付きをいただきました。(ほっ!(*^-^*))
ひょろひょろっと背が高い苗ではなく、ずんぐりむっくりの苗が良い苗の条件です。
19本の苗高の平均は24cm、根元径7mm。
4月5日この日は名取の最高気温21度と暖かく、風も弱く、植栽日和。
ボランティアの大槻さん、イラストレーターのico.さん、わが家の子ども2人が参加して、6人でのミニミニ植樹祭。
まずは名取事務所で下準備。
車を降りるや否や大槻さんはあっちこっちへと動き、必要なものを準備してくださり、あっという間にポリマー液をつくる準備が整いました。私はといえば、車から降りて子どもたちと少しお話していただけ(^^;) こういう方がお手伝いくださるから現場が円滑にまわっていくのだと実感。
バケツに少しだけポリマー水を作る予定が、保水材を入れすぎてケーキ屋さんなどで付けてくれる保冷剤の中身のようになってしまい、水を大量に追加したので大量のポリマー水ができあがってしまいました。
コンテナから苗を引き抜くために下に出ている根を切りました。
慣れないため力の入れ加減がわからず、なかなか切れない(^^;)
コンテナから苗を引き抜こうとしても、あれ?抜けない(-_-;)
35万本も苗木の出荷をしている再生の会の方々は事もなげに作業をしていらっしゃいますが、実は結構大変なんだ。何事もやってみないと分からない
ポリマー液に機械的に苗木を20秒つけました。
これまだ浸かってないよ~ と大槻さん
ほら まだブクブクと空気が出てくるでしょう
機械的に20秒浸ければいいというものではありませんでした。
空気がでるということはまだ完全に中まで浸透していない証拠。
保水力を高めるためにポリマー液に浸けているわけだから、空気が出ている間はまだ・・・目的を理解しなければなりませんでした。
苗木袋に入れ、準備は整いました。
使った道具を片付けて、植栽地に向けて出発!